医者の友達から「『ドクターX』や『白い巨塔』の監修は消化器外科の医師がしているから、手術前は見ない方がいいよ」と言われた時は はや遅し。

 

マイオットーはこういう医療系や刑事系番組は好きでよく見ている。
 
マイオットー 「『白い巨塔』で膵臓ガンで死ぬケースがあるから見たら? でも、あれってPET検査をしなかったのが問題なんだよな」 (マイオットーはPET検査をして問題なしだったから良かった!)
 
『白い巨塔』なんて、2人も膵臓ガンで亡くなるのだから、私なんか見ていてハラハラドキドキ。
でも膵臓ガンのマイオットーがおススメなのだから見るしかない。
 
無事手術が終わった今だから書けるけれど、この数か月、きつかった!
 
人間ドックを受けたのが2月6日。
その時、腹部の超音波で膵臓に腫瘍があるのが見つかり、それ以来、CT検査、MRI検査、血液検査、そして腫瘍のガン性を調べるための膵液検査入院、PET検査。
慌ただしかった。
 
マイオットーも私も身内にガンにかかった人がいないので、最初の反応は、
「えっ、ガン!?嘘でしょ!?」
 
それも、ガンの中でも一番手ごわいとされている「膵臓ガン」!
信じられなかった。
 
医者の友達が、「私は膵臓ガンか卵巣ガンにかかったら、諦めて豪遊するんだ」と言っていた言葉が頭の中を何度もよぎった。
 
膵臓ガンの可能性を知った時、震えがきた。
一人でいると涙がじわ~っと出た。仕事をしながらも涙が出た。でもマイオットーや家族の前ではニコヤカにして...それもきつかった。
 
でもガン患者本人のマイオットーがフツーに元気に明るくしているのを見ると、私が落ち込んではいられなかった。だから料理やマッサージも、私がマイオットーに出来ることをした。これは自分のためにも。
 
「膵臓ガン」のことをネットで検索すると、もちろん参考になった情報もあるのだけれど(それまで「膵臓」とか「脾臓」の役割や位置もろくにわかっていなかったし(・_・))、決まって「再発率が高い」とか「生存率が低い」とか書かれていて、落ち込んだ。
大富豪のスティーブ・ジョブズでさえも膵臓ガンで亡くなっているし...。
 
でも、冷静に考えてみると、ステージによって違うし、ケースバイケースだし、ネットのネガティブな情報に振り回されてはいけないなと思う。
 
実際に現場で状況を見ていて、最新情報を知っている専門医を含め医療関係者や、実際の経験者の話を聞くのがベストだと思う。
 
マイオットーは前向きに、医師にいろいろと質問し、説明を受け、納得して、手術を受けることにして、受けた。
診察や検査を通じて、マイオットーの医師や病院への信頼はとても厚く、それって精神的にもとても重要なこと。
 
「膵臓ガン」にかかった以上、「なんで!?」ではなく、現実を早く受け止め、できることはして、悔いのないようにする!という姿勢は何にでも通じる。
 
「膵臓ガン」は見つかりにくくて、見つかった時には進んでいて手遅れの場合が多いから恐れられているということもわかった。
 
マイオットーのように早く見つかれば、いろいろと対応できる。それに膵臓ガンのステージが高くても元気に長生きしていらっしゃる方々もいることも知って励みになった(このブログでも経験者の方々によるコメントにもどんなに救われたか!)
 
だからこそ、マイオットーは、他の人々にも早期発見のための人間ドックを強く勧めている。
 
マイオットーは今回、膵臓の半分、脾臓、リンパ一部を手術で切り取ったけれど、それも今後、元気に生活していくため。
 
まずは切り口が回復すること、膵液漏れのないようにすることを病院で確認し、通常の生活に戻っても今後も転移等のないように定期健診を受けて様子を見ていくことになる。
 
マイオットーの闘病状況をお伝えすることによって、万一「膵臓ガン」と診断された方も落ち込みすぎることなく、元気に「膵臓ガン」を克服してくれればいいね。
 
と、マイオットーと話しているのでした。
 
少しでもご参考になれば嬉しいです(^-^)