今朝は2時から5時までリモート検査の講義(Webinar)を受講。

 

IOIA(International Organic Inspectors Association)の検査員で特に検査員のトレーナー用の講義で、今話題になっているリモート検査のオーガニック版。

だからオーガニックのリモート検査手法を詳細に講義。

 

アメリカの太平洋時間で朝10時からだから日本では2時から。

夏時間だし、日本の朝2時で大丈夫だったかな?

眠くならないかな?

 

と心配だったけれど、無事受講。

 

久々の英語での講義で、ついていけるかな?と思ったけれど、講師の説明がわかりやすく、今まで私が集めていたリモート検査手法についての復習でき、また新たな情報も入手でき、頑張って受講した甲斐があった。

 

リモート検査で問題となりうるのは、ビデオやスマホで撮られて提出されている映像や写真、または検査時に提示されている映像や写真の場所が本当に検査地であるか(そこまで思わなかった!)。

いつ、どこで撮られたものか。

それを立証させるためにGPSを活用して、いつどこで撮ったかを写メで提出させるというのは考えもしなかったので、勉強になった。

 

リモート検査といえど、検査を大分経験している検査員にとっては、確認内容自体は同じなので難しいことではない。

But...

リモート検査は検査員にとって、移動時間や移動での負担が軽減されるが、その分、電子機器類や様々なアプリを使いこなせること(リモート検査には2-3台のPCとスマホが理想)。

検査もプレ検査や本番リモート検査、追加書類提出後のリモート検査確認、そして後に実地確認が必要なところの確認と、数回に渡って実施されることもあって報告書を作成するまでの確認が大変。

 

また、生産者にとっても検査員の移動費は節約になるけれど、提出する資料はもっと増えるし、生産者もスマホやPCを使いこなせる人がいない場合は使いこなせる人に頼んだりして、決して楽ではないこと。逆に負担であること。

 

でも今回のコロナのような件で、移動が制限されたり、人との接触ができない場合のために、リモート検査に慣れておき、効率よく検査できるよう工夫していくのは重要。

 

いや~、いろいろと考えさせられました。

 

そしてもう7時。

 

寝ていないから頭がぼーっとしているんだけれど、リモート検査のことを考えていると変にさえていたり。

でも睡眠は大事だから少し寝ないと!