母の歯ストーリー
いつも忙しい時に母の歯事件が…
(その1)
アメリカで長女出産間近で母が手伝いに日本から来てくれ、予定日過ぎてもビクともしないので、暇な2人で−20℃の真冬のミネソタでドライブしてショッピングモールへ。
ティタイム後、母の前歯の差し歯が折れ、慌てて予定日過ぎた妊婦の私が母を歯医者へ!
(その2)
鴨川の病院に入院する母を連れてドライブ中、体調が悪くなった母が車で2度嘔吐。
慌てて、コンビニに行き、おしぼりや飲み物等を買って、やっと無事病院へ。
病院に着くなり、「入れ歯がない!!」
えー!?
ハンドバッグにもどこにもない!
歯医者に聞いたところ、入れ歯を作るには3-4週間かかると。
3-4週間も歯無しで、入院中も何も食べれないと可愛そう!
どこにもなくて、考えられるのは、母の嘔吐物の袋の中。
でも嘔吐物はコンビニ2箇所のゴミ箱に!
1箇所目のコンビニに行き、燃えるゴミ箱の中に手を入れて、チェック。
沢山グチャグチャごみあれど、嘔吐袋はなし。
2箇所目のコンビニはちょうどゴミ収集直前!
「すみません!中身を見せてください!」とお願いし、怪訝な顔をしているお兄さんの前で袋チェック。
液体袋の中にゴツゴツしたものあり!
お兄さんにその袋をもらい、慌ててトイレに行き内容確認。
ありました!
入れ歯!
でもですよー、嘔吐物を触るだけでも気持ち悪いのに、嘔吐物に浸かっている入れ歯!
ぞーっ。
今考えるだけでも、ぞーっ。
母に「もう二度とママの嘔吐物の中の入れ歯なんて探さないし洗わないからね!嘔吐したら入れ歯が入ってないか自分でチェックしてね!」
もう、歯事件、これにて終わりにしてほしい。