昨日はパルシステム連合会で、北海道の士幌町の牛肉生産者、(有)緑陽肉用牛牧場の生産者、JA士幌町やホクレンの方々をお迎えしての講習会でした。

 

この生産者は市場から育成牛を購入して肥育する生産者。

 

いまや子牛や育成牛は減っていて、価格は高く、入手しにくい。

その中で、エサにこだわり、一般的に与えられている抗菌性飼料添加物モネンシンを後期に使用せず、飼育。

 

士幌町の耕地面積は約150㎞²で八王子の大きさに近い。

平均温度は6.5℃ (冬はマイナス30℃くらいになることもあって寒いけれど夏も暑いからとのこと。冬は0℃以下は当たり前だから、「マイナス」といちいち言わないで−10℃だったら10℃と言うそう)

畑作で1戸当たりの経営面積は約34ha(東京ドーム7個分)

酪農で1戸当たりの使用頭数は243頭で、生乳出荷量は1,339t

肉牛の1戸当たりの飼養頭数は1,731頭

 

今回の生産者の奥秋さんの牛舎の通路は100mで軽トラで移動とか。

規模が違いますね~。北海道。

 

一番大変なことは?とお聞きしたら、「生きものを扱っているので、家族とゆっくり旅行に行くことができないことかなと。」

 

家族思いでいらっしゃるのが言葉の端々にみてとれました。

 

大変な仕事でも、息子さんがお父さんの後を継いでいらっしゃるのは、きっと息子さんはお父さんの働いている姿を頼もしく思っていらしたからだろうなと。

応援していますね!