一昨日はリーダーシップ111の定例会。 

今回のディスカッションリーダーは日本労働組合総連合会   総合男女・雇用平等局 総合局長 井上 久美枝さん

テーマは「仕事の世界における暴力とハラスメント」 
                   
7月定例会は、日本労働組合総連合会 総合男女・雇用平等局総合局長 井上久美枝さんをお招きし、「仕事の世界における暴力とハラスメント ~ILO条約採択と国内法整備に向けて~」についてお話を伺いました。


全世界で16歳以上の35%の8億1800万人が性暴力を受け、日本では3年間に32.5%がパワハラを経験。
でも禁止規定どころか法規制が何もない現状。


昨年、前財務事務次官の女性記者に対するセクシュアル・ハラスメントが明るみに出たことによって、ハラスメントに寛容な日本の職場を見直す機運が出て来ました。


本年5月、女性活躍推進法の改正とともに、いわゆるパワーハラスメントについて規制法が成立しました。


また先月、ILO(国際労働機関)の総会では「仕事の世界における暴力とハラスメントの根絶に関する条約」が採択されました。


ディスカッション・リーダーを務める井上久美枝さんは、
労働組合のナショナルセンター「連合」の総合男女・雇用平等局長としてこれら法改正に労働者の代表として関わられてきました。


日本はパワハラ、セクハラ等の規制や法制化で遅れをとってきましたが. (中国の方が進んでる)、国際労働基準に批准するためにこれらのハラスメント防止対策の強化、法制化が急速に進んでいきそうです。