今朝の夜中に親がお世話になっているホームから電話あり。

嫌な予感…。   

ホームの方々はよっぽどのことがない限り夜中に電話はかけてこない。

父が転んで頭を打って12センチほどパクっと開いて出血して倒れてたので、冷やしていて看護師の指示待ちとのこと。

それから1時間ほどして、救急搬送することにしたと。それで家族は病院へ同行するのが原則なのでいらしてくださいと。

夜中の2時。

その後、どこに救急搬送されるかわからないから病院が分かり次第連絡をくださるとのこと。

まてど暮らせど連絡なく2時半に連絡あり。

父は入院することなく11針縫ってホームへ。
(病院に入っても荒れて以前のように脱走トライするからホームに戻って来れてホッ)

そして翌朝は脳神経外科に再チェックに病院へ。

ホームの方が送り迎えしてくださって、病院にも看護師さんが付き添ってくださって何と心強い。

父はずっと喋りっぱなしで、50-70年前の話を何度もリピート。

そして「ママはどこだ?」の質問は10回ほど。

救急隊の人には娘の私の名前は言えたのに妻の名前は言えず。(そして母は憤慨して今朝は父に妻の名前レッスンタイム)

レッスン効果あって、今は妻の名前は言えて、私は「おばさん」。
昨日救急車に乗ったのも記憶にないらしい。でも頭は痛いから転んだらしいとは思っている。

今日の病院では、救急とは違うので待たされて、父のイライラが始まり、「もう帰る!」連発騒動。
 
お財布も杖もメガネもないのに、帰る気満々。

そんなにわめいているのは父だけ。

話を変えても、優しくしても、ハンドケアマッサージしても、ハグしても、何してもダメ。

ホトホトくたびれたー。

やっとお医者さんに診ていただき、縫ったあとも大丈夫と言われ、父は元気に。

また来週病院へ。

またこの繰り返しと思うと今から憂鬱というか恐怖。

それにしても、2年前、空港で杖が滑って後頭部を地面に打ち付けても問題なく、この間、吐血して肺炎と診断されても回復し、今回は転倒して11針も縫っても頭蓋骨には問題なく脳出血もなく。

ちょっとやそこいらじゃへこたれない父の身体。

いやー93歳にしてすごいなー

これで性格が穏やかでかわいらしかったらな…。