昨日は父母を連れて実家の解体現場へ。

 

母は「見たくない」と車の中からちら見。

父は「見たい!」と降りて現場へ。

 

二人とも皆での同居はとても楽しみにしているものの、60年前に自分達が建てた家が解体されるのはつらいのだろうなと。

 

母は「瓦は使ってほしい!」(その前は「家は総ヒノキだからヒノキを再利用してほしい」

 

父は「若い世代が思うように建てたらいい。僕たちは十分に楽しんだから」

 

そう言っていた父が、解体現場に行った時、ちょうど解体業者の方々が屋根の瓦をはずして投げ捨てていた時で、ぼーぜんと立ち尽くし...

 

「あの瓦は日本一の瓦だったんだよ。四国に注文に行って、四国の土を使って焼いてもらったもので、この家で何よりもこの瓦が一番高価だったんだよ。丈夫だから60年間地震にもびくともしなかったしね。出来ればこの瓦を新しい家にも使ってほしかったけどね」と、物欲のない父がポツリ。

 

果たして親が生きている時に親の思い出が詰まった家を解体して良かったのだろうか,,,と胸が痛んだ瞬間。(というか、まだ胸が痛い)

 

今から実家に行って、瓦1枚でも取ってこようか!?

もう全て捨てられちゃったかな...

 

と朝から悩んで何も手につかない私。

めずらしく、朝からモヤモヤ。

 

もう始めちゃったからどうしようもないけれど...。

 

パパママごめんね~~~~~(T_T)