昨日は青消研(青年消費者問題研究会)の例会で、「最新葬儀事情」について、創業91年葬儀の管理運営をしている株式会社あさのの浅野晴夫社長からお話をお聞きしました。
 
 
 
浅野社長のお話から
 
葬儀の8割が昔は自宅で行われていたこと。葬儀の時はご近所や関わりのある人々が集まって故人をしのんだこと。その風習は日本の文化であり、簡略化していくことは日本の文化の衰退ともとらえられる。とても残念なこと。
 
葬儀屋を探す時、一級葬祭ディレクター(厚労省認定の資格)がいるかチェック。一級は5年以上の実績が必要。二級は3年以上の実績が必要。
 
葬儀屋を選ぶ際、事前に「全費用の」見積もりの説明があるかが重要ポイント。
 
葬儀費用の全国平均は約237万円。
 
元気な内にエンディングノートを書いたり、信頼できる葬儀屋を探し、事前相談をするのがおすすめ。
 
葬儀の参列者リスト、遺影写真、葬儀の斎場を選んでおくこと。
 
病院や警察で契約している葬儀屋もあるが、慌てて病院や警察経由で葬儀屋を選ぶより、前もって調べておくことが大切(病院等で契約している葬儀屋は病院に契約費用を払っているので、その費用は個人の費用に跳ね返ってくる)
 
SNSなどのアカウントとパスワードもデータで残しておくこと。(急に亡くなった場合、誰もデータを開けれなくなって困る場合が多い)
 
故人は目は見えないけれど、耳は聞こえていると言われている。お通夜等で楽しく食べながら故人の話をするのが故人が一番喜ぶこと。これを「共食(きょうしょく)」という。
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私の友達のお母様はお亡くなりになる前に、お金を用意して、そのお金で美味しいものを皆で楽しく食べてほしいとおっしゃって、お食事会に来てもらいたい人リストも作っていて、その人たちひとりひとりに刺繍入りのハンカチ?を作られていたとか。そのお話をお聞きして以来、ステキだな~まねしたいな~と思っています。(刺繍は無理かな~)
 
樹木希林さんが2年前に全身がんとわかりながら言った言葉。
樹木希林さんのお言葉は胸に響くものが多いですね。
 
私も今からエンディングノートを書き始めようと思いました。