「物忘れ外来に早く行って、早い対応が認知症を悪化させないために重要」と認知症の本やインターネット情報で読んで、やっと父を物忘れ外来に連れていくことに成功して、「やったー!記憶喪失の本当の原因がわかり、お医者さんが対応してくださる!」(*´∀`*) と心に希望の光がさしたのでした。

父は外来に行っても「なぜ、こんなところに来んといかんの⁉︎」、「私は診ていただくことはありません」、 とか外来で同じ「なんで?」の繰り返し。

やっと診ていただく番になり、私も同行しようとしたら看護士さんから「まずは患者様お一人で」。

お医者さんに失礼なことを言ってないか?沢山患者さんが待っているのに関係ない長話をしてご迷惑をおかけしていないか、待っている間ハラハラドキドキ。

だいーぶ経ってから(2-30分?)看護士さんに私も呼ばれ、父が医師といる診察室へ。

父はニコニコ顔😋
「やー、いい先生だよー」

お医者さんも「立派なお父様ですねー。戦争の話とか、海外でのご活躍のお話とかいろいろとお話をお聞きして楽しかったです。僕も歴史が大好きなんで時間があれば、もっとお話をお聞きしたいところです。この年齢でなかなかこれほどしっかりとお話をできる方はいませんよ。」

(゚o゚;;

ちょっと、ちょっと、どうなってるのー⁉︎ 
パパ、何余計なこと話しているんだか。戦争の時の話⁉︎

私「父は頭蓋骨打撲の影響はありませんか?」

医師「ないですね」

私「アルツハイマーは?」

医師「あまりアルツハイマーの影響とは思われませんね。年齢を重ねた結果の自然の記憶喪失ですね。92年も生きていらしたのだから頭に入る情報量も多くて、全てを頭に保管できないのでキャパオーバーで新しいことは頭に保存されにくいんですよ」

私「(フーム)、でも本には記憶力をよくするためのお薬もあると書かれていたのですが」

医師「その薬を飲むとカリカリして暴力的になる傾向があるんです。それによって、多くの家庭崩壊を招いているケースも僕は知っていて、僕はお勧めしません。」

私「でも家周りのことや基本的なことを忘れていくんですが、どうにも出来ないんですか?せめてこの状態よりひどくならないように出来ることってありませんか?」

医師「過去のことをこれだけ鮮明にお話できて、また現在の日本の状況を真剣に憂えんで対処法を考えている92歳の方なんて、そういませんよ。過去のことを忘れている高齢者も多いんですから。自信をもっとお持ちになった方がいいです。ご家族の方も本人が自信を失わないようにしてあげてください」(娘の名前とか自分の住所とかわからないんですけど…)

と、いうわけで、父は褒められて、自信を持って「良い先生だったなー」と、良い気分で帰宅。

あーあ(¬_¬)  

病院探し、予約、父の説得、父を病院に連れて行くだけでも大仕事だったのにー。

希望の光が小さくなり…。

でもこの診察から学んだこと。

*歳をとるだけ、より多くの情報量も入るから、キャパオーバーになって記憶できなくなる(説得力あるなー。だから私も物忘れがあるのか⁉︎)

*記憶力を悪化させないための薬は服用した人によってはカリカリイライラ暴力的にさせる可能性がある。(知らなんだ!コワイですねー)

*過去の記憶があるうちはまだオーケー。(仕事や自分の過去の話はしっかり覚えているけど)

*記憶力が低下している人の良い点を指摘して、自信をつける。(確かに、褒めると明るくなり変なことを言う率は下がるかな?)