私は個別銘柄は長期投資には向かないと考えています。
そのため、長期投資（積み立てや長期保有）するのはすべて指数（インデックス）です。
個別銘柄を買うこともありますが、基本的にすべて短期投資用です。
長いと半年くらい持つこともありますが、大体数日から長くても数週間で利確します。
※例外としてビットコインと金だけは長期投資をしています
なぜ個別銘柄は長期投資に向かないの？
一言でいうとリスクが大きいからです。
リスクが大きいものは長期投資に向きません。
20年、30年と投資するのにリスクが大きいものを持ち続けられないですよね。
ETFや指数とは異なり、個別株の株価はその企業固有の事情が大きく影響します。
例えば…
1. 業績悪化・決算ミス
- 売上や利益が市場予想を下回る
- 赤字転落や利益率の急低下
- ガイダンス（業績予想）の下方修正
2. 経営・財務リスク
- 経営陣の不祥事や交代
- 財務レバレッジの過剰（借入依存）
- キャッシュフローの悪化、債務不履行懸念
3. 競争環境の変化
- 新規参入によるシェア喪失
- 技術革新に乗り遅れる
- 顧客離れやブランド毀損
などなど
分かりやすく言うと、その会社が悪いこと（粉飾決算、不正会計など）をすれば一発アウトです。
他方で、指数（インデックス）は、特定の市場やセクターの値動きを数値化したもの（市場の平均値）なので、1つの企業に左右されません。
もちろん、業界全体の不振や規制強化や法改正のような大きな要因があれば下がりますが、個別銘柄と比べると遥かにリスクは小さいです。
また、業績の悪い企業は良い企業と入れ替えをしますので、常に良い企業が構成銘柄に入り続けるメリットも大きいです。
構成銘柄にしてしまうと、その企業と一蓮托生ですからね。
というわけで、私は個別銘柄は長期投資には向かないと考えています。
好きな企業、応援したい企業の株を買って応援するために持ち続ける、という意味合いなら個別銘柄でもいいかもしれません。
しかし、リスクをできるだけ小さく、堅実に資産を増やすなら、個別銘柄ではなく指数（インデックス）を積み立てるのがおすすめです。
なお、インデックス投資は日本株なら日経平均やTOPIX、米国株ならダウやNASDAQなど、
市場を絞るなら、半導体系、高配当系、銀行系、商社系など色々ありますが、、
1つ選ぶなら、個人的には【S&P500】がいいと思っています。
S&P500は「米国を代表する大型株500社」で構成されており、定期的に銘柄の入れ替えが行われます。
厳格な基準と委員会の判断に基づいて選定・除外され、常に「優秀な企業が入り続ける」ような仕組みになっています
【S&P500の銘柄入れ替えの仕組み】
■入れ替えの頻度
・年4回、定期的な見直しが行われます
・それ以外にも、企業の合併・破綻・上場廃止などがあれば臨時で入れ替えが実施されます
■採用・除外の基準（代表的な条件）
条件：内容
本社所在地：米国企業であること
時価総額：約53億ドル以上（年次で見直し）
財務状況：直近4四半期連続で黒字
流動性：売買高が十分にあること
株式構造：フリーフロート比率が高い
業種バランス：特定業種に偏らないよう調整される
私も10年前からS&P500を積み立て続けています＾＾
おかげで今は含み益がたっぷりの状態です♪
なお、S&P500の銘柄はたくさんありますが、個人的にはeMAXIS Slimがいいんじゃないかなと思っています。
理由はシンプルで運用コストが安いからです。
20年、30年と長期で積み立てをするなら僅かでもコストを抑えた方がいいですからね。（チリツモで20年、30年後大きな差になります）
なお、私はeMAXIS SlimのS&P500も積み立てていますが、S&P500と金が合体した投資信託（Tracers S&P500ゴールドプラス）をメインで積み立てています。
これなら、これ一つだけでS&P500にも金にも積み立てられるので便利です♪
eMAXIS SlimのS&P500は大体どの証券会社にもありますが、TracersのS&P500ゴールドプラスは取り扱いの無い証券会社もいくつかあります。
投資は自己判断自己責任ですがご参考までに。
いいねと思ったらクリックお願いします♪
