今、世界ではインフレが起きていて物価が上がり続けています。
日本も、アメリカほどではありませんが物価が上がり続けています。
スーパーでよく買い物をする方は、色々なものが最近値上がりしていると肌感覚で感じるのではないでしょうか。
私の大好きなアイス「ピノ」も、20年前までは100円だったのに、今は150円もします。
20年で価格が1.5倍にもなっているんですね。
もちろん、アイスだけじゃありません。
食料品をはじめ、あらゆる物の物価が上がっています。
iPhoneも、20年前に販売された初代モデルは6万円くらいでしたが、今販売されている最新モデルは15万円します。
なんと2倍以上も値上がりしています。
少しずつ時間をかけて値上がりしていくので感じにくいかもしれませんが、物価は年々右肩上がりでどんどん上がり続けているんですね。
物価が上がっているということは、相対的に「お金の価値が下がっている」ということです。
世界中でお金の価値が下がっていますが、日本の通貨「円」は特に酷いです。
こちらは円の指標を表したグラフです。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-JXY/
毎年、円の価値は下がり続けて、今や10年前の半分ほどにまで下がっています。
ドルやユーロと共に、世界TOP3の法定通貨と呼ばれていたのも昔の話、今はもう見る影もありません。
「物価が上がっている」「通貨の価値が下がっている」
ここまでは世界各国と同じかもしれませんが、ここからが日本の大きな問題点になります。

こちらは各国の平均年収をグラフ化したものですが、日本の収入だけ20年前からまったく変わっていないんですね。
むしろ少し下がっているともいえます。
アメリカやヨーロッパの物価高は酷いですが、収入も増えています。
(アメリカではマクドナルドでバイトをするだけで時給3,000円、年収600万円くらい稼げます)
しかし、日本は上がり続ける物価の一方で収入は変わらない。
これが日本の大きな問題点であり、異状な部分と言えます。
ここまでお伝えしてきたのは私の妄想ではありません。
今、日本で実際に起こっている現実です。
物価が上がり続けて、円の価値が下がり続けている
にも関わらず収入は変わらない…
そして、少子高齢化が進んで人口が減り続け、経済成長する見込みもない。
そんな日本で労働収入に依存した生活をしていると、この先すごい勢いで資産が減り続けて貧乏まっしぐらになってしまいます。
今までブログで何度かお話していることではありますが、改めてはっきりと言います。これが今の日本の現実です。
この先、収入が大きく増える見込みがあるならまだマシかもしれませんが、そうでないなら(そうだとしても)労働収入に依存するのは非常に危険です。
自分だけじゃなく、「お金に働いてもらう(資産運用)」ということをしなければなりません。
価値の下がり続ける円を手放して、価値の変わらないもしくは上がり続ける資産(米ドル、株式、債券、ゴールド、仮想通貨、不動産など)に替えないといけません。
でないと、どんどん資産は目減りしていき、貧乏まっしぐらです。
銀行にお金を預けて使わなければ、通帳の数字は減らないかもしれません。
でもインフレによって、実際には資産価値はどんどん目減りしているんですね。
将来的に資産運用をしている人としていない人との間にはとんでもない貧富の差が生まれると思います。
将来、自分が貧乏にならないためにも、今からできることをしっかりと備えておきたいですね。
10年、15年、20年経ってから嘆いても遅いので、私も今からしっかり準備しています。
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