経済的に豊かなAさんと、
経済的に貧しいBさん、
二人の経済格差はなぜ起こるのでしょうか?
生まれつきの家庭事情による格差は無いものとするなら、AさんとBさん
二人の経済格差はなぜ起こるのか。
極端な例ですが、
Aさんは、年収1億円
Bさんは、年収300万円とします。
色々な人を見てきて感じるのは、
必ずしも、高収入の人は能力が高いとは言えないということです。💡
もちろん、能力が高いから、それに応じた高収入を得ている人もいます。
でも、能力が高いのに収入が低い人もいれば、さほど能力が高くないにも関わらず高収入の人もいます。
(優れた能力があり、頭の良い人しか経済的に豊かになれないのなら、私が豊かになれるはずがありません)
先ほどの例だと、Aさんよりも、Bさんの方が能力としては優れているケースもあるということです。
正直、パッと見て分かる範囲で、能力と収入は比例しないと思っています。
経済格差の原因は、表面的な能力の格差とイコールではないんですね。
では、何が原因でAさんとBさんの経済格差は生じるのか?
これは、今まで何度もブログでお話してきましたが、
「トレードオフをしたか否か」
に尽きます。
経済的に豊かになるために、どれだけのものを手放すことができたか?
ということです。
「努力」というのは簡単ですが、
その一言で片づけられるものではなく、
プライベートの時間
人間関係
仕事
家庭
健康
…
たくさんのものを手放した人が、それに応じた大きさのもの、
今回のテーマで言うと、「経済的な豊かさ」を手に入れています。
能力の有無、高さよりも、
過去の決断、
過去に手放してきたもの、
などから
自分が掴み取ってきたのだと思います。
仕事終わりにビールを飲みながら、テレビを見て、ゆっくり休んでいる時間を手放して、
投資の勉強をしたり、
休みの日に、友だちと遊んだり、趣味に興じたりする時間を手放して、
副業に取り組んだり、
人が手放したくないものを、手放しにくいもの、手放せないものを
手放すか、手放さないか
つまり、
トレードオフをするか否か
これが、冒頭のAさんとBさんの経済格差につながっていきます。
もちろん、能力のある人は
手放すものが少なくても、大きな結果を得られるかもしれません。
能力のない人は
すべてを手放さないと、大きな結果を得られないかもしれません。
(私の場合は圧倒的に後者です)
能力のある人が
たくさんのものを手放したら、前人未踏の結果を得られるかもしれませんね。(イーロン・マスクなどはその最たる例だと思います)
長々とありきたりな話をしてきて言いたいのは、
「お金持ちになりたければ努力しましょう」
ということではありません。
別に誰もがお金持ちになりたいわけではありませんよね。
「お金持ちになりたい?」と聞かれれば「なりたい!」と答えるかもしれません。
でも、「そのためにはどんな努力も惜しまない?どんなものでも手放せる?」と聞かれたら、詰まる人は多いと思います。
よく考えたら、今の暮らしに満足している人もいますし、
今の暮らしがほんの少し豊かになればいい、という人もいます。
お金持ちにはなりたいけど、努力や手放すのはイヤ、という人もいるでしょう。
そして、それがその人にとって最良の人生かもしれません。
お金持ちじゃなかったとしても。
「○○を手放すくらいなら、結果なんていらない」
という人生の方が、その人にとっては良い人生かもしれません。
そういう人は、無理にトレードオフをする必要はありません。
少しの結果で良いなら、ほんの少し手放すだけで十分です。
人それぞれ価値観も人生観も違う中で、「経済的に豊かじゃないのは努力が足りないからだ!」なんて言えるわけがありませんし、誰にも言う資格はありません。
ただ、
いずれにしても、言えることは
過去に手放してきたものに応じた今があり、
今、手放したものに応じた未来がある、ということです。✨
今というのは、すべて自分の決断の結果というわけですね。
というわけで、
冒頭の答えです。
AさんとBさんの経済格差が生じる理由は、
「トレードオフ」
に尽きると思います。
過去、どれくらいのものを手放してきたか?ということですね。
能力の有無ではなく、手放してきたものの大きさに応じた結果が今のあなたであり私である、ということです。
あなたの今はどうですか?
望む自分になれていて満足していますか?
望む自分になれていないけど満足はしていますか?
もし、望む自分になれておらず満足もしていないなら、そしてそれを変えたいと思うなら、
今トレードオフをすれば、未来に望む自分になれるかもしれませんね。
私も、いつもトレードオフのマインドを忘れずに、仕事にも家庭にも取り組んでいきたいと思います。
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