「タクヤさんのおすすめしていた2255※買ったら一ヶ月で下がったのですが、もう売った方がいいですか?(>_<)」
みたいな相談が何件かきています。
※(2255)iシェアーズ 米国債20年超 ETF
投資をするときは、まず
〇自分がどういう目的や方向性でそれを買うのか?
〇買うものにはどういう特性があるのか?
〇他の資産との相関性は?
この3つを頭に入れておいた方がいいですね。
ここが「なんとなく」「ふわっと」していると、目先の上がった下がったで狼狽して
しなくてもいい心配をしたり、メンタルをすり減らしたり、誤った判断をするハメになります。
そしてこれは米国債に限らず、株式も仮想通貨も不動産も、投資なら何でもです。
米国債に関しては、「債券」ですよね。
債券は基本的に償還日(20年なら20年、30年なら30年)まで保有し、その間に金利分の利息をもらうという性質の投資商品です。
つまり、中長期で持つのが基本であり、短期で売買するようなものではない、ということです。
これは米国債のそもそも論の話です。
このあたりは基礎的な知識になりますので、前もって債券の性質を勉強していれば、分かりますよね。💡
えいやーでスタートするのはあまりおすすめできません。
自分が投資をする(お金を払って買う)前に、その商品がどういう特性のものなのか?を勉強して頭に入れておきましょう。
もし勉強せずに買ってしまったのなら、買った後でもいいので勉強して頭に入れておきましょう。
話を米国債に戻して…
今年に関しては、債券金利が上がっていて、債券価格は下がっていると思います。
金利が上がれば、債券価格は下がる
これが債券の金利と価格の相関です。
これも債券の基礎知識です。
債券に投資をされているなら、もちろん知っているはずですよね^^
そして、基本的に債券と株式は逆相関と言われています。
そしてその通り、今年は債券価格は下がっているけど、それ以上に株価が上がっていますよね。
だから、
債券価格が下がっているから、将来(10年、20年後)に向けて安く仕込みができるし、
株価が上がっているから、もし今売れば(短期投資なら)利益は出せます。
相関性を頭に入れて、分散投資をしていれば、こういう考えで投資ができるわけです。
何かが下がっているとき、安く仕込む
何かが上がっているとき、高く売る
これは投資の基本中の基本なので覚えておいてくださいね。
そして、これができるようになるためには、投資商品の特性と相関性を学ばなければならないんですね。
そして、何か一つではなく「相関性の異なるものに分散」して投資しなければならないんですね。
冒頭の2255に話を戻すと、私は短期で売ることを想定して買っていません。👆
今年は株価が上がって、債券が下がっているので、今年は売り時ではなく買い時ということです。
そして、景気が悪化したりすると株価が大きく下がりますよね。
株価と債券は逆相関。
つまり、そういうタイミングで債券価格が上昇するので、売るならそういうタイミングではないでしょうか。
今回は債券を例に話しましたが、
自分がする投資商品(資産)の特性と相関性は理解しておきましょう。
あと、投資は「誰かがおすすめしたから」ではなく、第三者の意見は参考程度にして、自分で勉強や情報収集したのち自己判断自己責任にて行いましょうね。
少しでも参考になれば幸いです。
いいねと思ったらクリックお願いします♪