2020年からのコロナショックで、
日本の経済で起こったことを
改めてまとめますね。
まず、コロナのせいでたくさんの企業が
ダメージを受けました。
そのため、たくさんの企業に
お金を配るために、国がお金をたくさん
刷りまくりました。
※2021年2月時点で日銀は70兆円のお金を刷りました
たくさん刷ったお金を使って、
たくさんの企業の株を買ったわけです。
すると、株価が上がりますよね。
でも、これはあくまで
国が刷りまくったお金を使って
株を買ったおかげであって、
企業価値が上がったからではありません。
本来、株価は
企業の価値が上がったら
上がるものですよね。
そのため、
実体経済と株価が
全然違う状況になりました。
コロナショックで、様々な企業の株価が一斉に上がりましたが、この影響が大きかったわけです。
国が、お金を刷りまくって
株をどんどん買ったがために、
資産インフレが起こったんですね。
（これ、本当はやったらダメなんです）
というわけで、
お金を刷りまくったせいで、
お金の価値が下がってしまいました。。
そして、株価が上がって、
金・銀・プラチナ・原油をはじめ
物価も上がっています。
これが、インフレです。
企業価値が上がったわけじゃない、、
つまり、
実体経済が上がったわけじゃないのに
モノの価値が上がっているので、
言い換えると「お金の価値が下がっている」というわけですね。
これはどういうことかと言うと、
「お金以外の資産を持っている」
or
「お金以外の資産を持っていない」
で、貧富の差が非常に出やすい社会に
なってしまったんです。
もっと分かりやすく言うと、
お金（日本円）だけを持ち続けて、
他の資産を持っていない、
つまり、資産運用（投資）をしていないと
どんどん貧乏になってしまう世の中に
なってしまっているんですね。
更に言うと、
お金がたくさん刷られたと言っても、
私たちが貰えたわけではありません。
給料が上がったわけでもありませんよね。
にも関わらず、
お金の価値がどんどん下がっています。
税率もこれから上がります。
先ほども言ったように、
お金だけを持ち続けている人と、
資産運用をしている人とでは、
この先どんどん貧富の差が開いていきます。
今までは、資産運用は
「した方がいいよ」
くらいの温度感でしたが、
今では
「絶対にすべき」
なレベルになっていると感じています。
かといって、もちろん
むやみやたらに投資をすればいいわけでは
ありませんが。
まずは、自分ごとと捉えること。
そして、できる範囲で勉強すること。
保全の利いた運用先を見つけること。
自分のリスク許容度の範囲で、
余剰資金を使って、少しずつ
投資をしてみること、
そういったことを、コツコツすることが
とても大切だと思っています。
投資はすべて自己判断、自己責任ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。
〇まとめ
コロナのせいで、国がお金を刷りまくったせいで、資産インフレが起きている。
でも、私たちはお金を貰えず、給料も増えていない。
そのため、資産運用をせず、お金だけを持っている（銀行預金でもタンス預金でも）人は、どんどん貧乏になる。
逆に、資産運用をする人は資産が増えていき、貧富の差が激しくなっている。