昨日、父親の葬儀でした。
私の住む市は、市営の葬祭センターがあり、非課税など違いもありますが、とても良心的で心のこもった葬儀ができます。
しかし私の両親は、互助会の会員に入り積み立てしていたので、父親は互助会ですることになりました。
父親の母(祖母)も、ここでお世話になり、とてもよかったし、今まで頑張った父親に、そして父親の親族の手前、立派な式をすることになったのです。
その費用、積み立て差し引いて100万円。
驚きです。
お葬式って家族葬で、できるだけ無駄を省いても、こんなにかかるのですね。
私の夫は市営で、その10分の1、さらに後期高齢者の葬祭費が支給されました。
互助会は祖母の時は、とてもスムーズで、心のこもった式でしたが、今回は担当者が悪かったのか、
明細書に書かれた内容の説明もわかりにくく、見積書を後から私がチェックして、
いらないものを省いたり、変更して、10万円削りました。
葬儀の花もスタンドを希望したのに勝手に倍の値段もする舟型にされていたり、
スタンドの花を棺に入れるから送り花なんていらないのに付けられていたり、
例えばパンフレットなどと照らし合わせながら、これはこれ、ここの位置に飾る花はこれ、など説明してもらわなければ
口で、ざざっと説明されてもわかりませんし、遺族は混乱していて疲労もしており、その配慮がまったくなかったです。
たまたま私が夫の葬儀を経験してまだ2年も経っていなかったので、私の時とは違うけれど、記憶をたどりながら、
そして看病と悲嘆で疲れ果てた母と姉に比べ、私は冷静でいられたので、作業も進めることができましたが
きっと多くの人が葬儀屋の言うがまま、高額な葬式を押し売りされているのでしょうね
市の葬祭センターは費用を抑えている分、自分で手配や、しなくてはならないことも多いのですが
火葬場と葬儀場が隣り合わせで便利、そして何より、死亡後に必要な手続きなどもまとめて資料をくださったり説明してもらえます。
自分でやらなくてはならない、大変かもしれませんが、それだけ自由であり選択肢も増えます。
例えば、お料理ならあのお店に頼もうなど。
私の夫の葬儀でもらった市の葬祭センターの資料など、すべて保管していたので、それがとても役に立ちました。
それでも何とか葬儀も終わり、葬儀屋が後飾りを持って来たのですが、そこでまた、びっくりでした。
なんと枕花が小さな花束に代えられていました。
お通夜から枕元に飾られた枕花は、お供え花の代わりに49日まで、傷んだり枯れた花を取り除きながら飾るので
そして祖母の時は、ちゃんと枕花を持って来てくれたのに、今回はこんなことになって、
母親は、かなりショックを受け、落ち込みがひどく、とても心配です。
枕花は、1万円もした大きくて立派なアレンジでした。
互助会の相談係にでも連絡してクレーム入れようかと思いましたが、これ以上、葬儀屋と関わることを母は望んでいないし、
言いたいことは飲み込んで、ぐっと堪えました。
花があることは、遺族の心を癒す意味でも、とても大きな存在であると思うのです。
とくに花が大好きな母だったので、母がかわいそうで。
私が以前から、お世話になっている、お花のレッスンの先生に新しいお花をオーダーしました。
初七日は12日なので間に合うかわかりませんが少しでも早く、お花が届くといいなと思います。
故人をイメージして、というよりも、母のために
花を見て、花に触れて、葬儀屋で嫌な思いをしたことを、新しく、いい思い出を増やしていけるように、と思ってます
葬儀を生きているうちに考えることは、縁起が悪いとか思われがちですが
立派な葬儀よりも残された家族の生活のために使ってほしいとか
やはり具体的に見積もりというか、その意思をきちんと書面に残すとか
生前、元気なうちにまとめておくことは、とても大切なように思います
私は散骨の資料を取り寄せていて、火葬のみの直葬で、散骨業者に遺骨だけ郵送してほしいと書面に残しています
戒名は夫が亡くなった時、夫婦揃いとなるように私の戒名もお願いしました。
私は仏教高だったので卒業の時に得度式をして戒名はいただいていましたが夫婦揃いということで改めて授かりました。
なぜか戒名も死んでからというイメージですが、仏様の弟子になる、弟子入りしたことで得度式をし、戒名を授かるので
死ぬまでに悪い行いをしないように、いい行いをするよう努力して、生きているうちに修行を重ねる
そして死んだら、もう修行することなく、あの世に安心して行ける、
戒名も生きているうちに授かるもの、私はそういう感覚でした
死をイメージすることがらは、極力、避ける風習が、とくに私の両親ぐらいの年齢の人には残されていますが
自分が死んだ後、残された家族のことを思うなら、きちんと具体化したほうが
葬儀屋に頼むとしても葬儀屋の言いなりになることなく、家族にも優しいと私は思っています