今日は朝霞台駅徒歩5分の場所にある
「トモソダチカフェcozy」にて開催された、
 
映画「美味しいごはん」の上映会と
おむすびワークショップに参加してきました♡
 

映画「美味しいごはん」は、
大阪に6店舗?経営する「ゆにわ」という名前のつくお店の店長「ちこ」さんの1年間を追ったドキュメンタリー。
 
 
ちこさんは、
食に対する想い、
こだわり、
徹底した追求による
他の飲食店では真似できないようなお米のハンドピック作業等、
 
食べ物を
「ひかり」にするための行程を
これでもかとこだわっている人でした。
 
 
 
「ごはんを作ることはご神事」
ちこさんが言うように、
ごはんを作る場所も
食べる場所も
毎度その全てに触れ、
磨き上げ、
研ぎ澄まして行う、
本当に正座して観たくなるような映画でした。
 
 
 
私は、映画のことも
ちこさんの事も、
「ゆにわ」も、
全然知らなかったけれど、
こんな素敵なお店があるんだなぁ、
想いがあれば実現可能なんだなぁって、
知ることができてよかったなと思いましたキラキラキラキラ
 
 
 
 
食については、
私の中で根強い苦手意識があるので、
良し!と思って取り組んでもなかなかスムーズにできないので、
もはや「食をがんばる事は私の役割では無いな😂」と軽く開き直っているくらいですがw
 
それでも、
「おむすびくらいならできるかな‥やってみようかな」と思わせてくれる映画でした✨
 
 
そもそも、
食(料理をすること)に苦手意識があったので、
見ることでまた罪悪感に苛まれるのも嫌だったので、
最初は見ることを躊躇っていたのです‥
 
 
でも、
この映画を見て、
しばらくした後に、
長年の食への苦手意識の原因に気づいたのです‥!!
 
 
 
映画の中で、
「18歳まではお米が大嫌いだった」
と言うちこさんは、
お兄さんの通う塾で出されていた
愛情たっぷりのおむすびを食べて、
初めて、
おむすびの美味しさを知ったそうです♡
 
 
 
私は、9歳の時に母が脳出血からの片麻痺で
施設に行ってしまって以来、
マックやカップラーメン、
たまに父の作るウィンナーカレー等の
外食や添加物類たっぷりの食卓が思い出されるばかりで、
9歳以前の母の料理は全く記憶にありません。
 
それどころか、
母と過ごした日々の記憶もありません。。
 
あるのは
母が奇行に走ったおかしな嫌な記憶ばかり。。
 
 
 
我が家にとっては、
食はコミュニケーションの「ついで」にそこにあるもので、
最も重要なことは、
相手の目を見て自分の意見を話す事でした。
 
だから、
食べるものは「食べられればなんでも良い」という状態だったし、
食べるものにこだわるという選択肢が無かったのです。
 
 
小学生の時は、
「普通の家庭料理」がある友人の家庭に憧れたりしたけれど、
いつもどこかで、
「仕方ない」
諦めていました。
 
 
私にとっては、
お母さんのあたたかい「家庭料理」は、
「あたたかい家族の象徴」のようなもので、
なんだかずっとこそばゆいもので、
逃げ出したくて、
見ないフリをしていたものだったかもしれません。
 
 
 
自分に子どもが生まれて、まだ小さい時は、
それでも手作りの離乳食にこだわったり、
一から出汁を取ったりして
自分なりに努力していましたが、
いつの間にか「理想のお母さんを演じる」ことに
疲れてしまいました。
 
 
「お母さん」との記憶が無い私は、
理想のお母さんを演じては疲れ、
演じては疲れを繰り返してきたように思います。
 
 
でも、
数日前とあるセッションを受けて、
「子どもの時本当は親に言いたかった事があるんじゃない?」と聞かれて、
最初は思い出せなかったのですが、
 
「そもそもどうして(お母さんと同じ)作業療法士になろうと思ったの?」という問いに、
改めて気づいた事がありました。
 
 
おかしな行動や言動を繰り返す母は、
父や兄弟たちや施設職員からも
疎まれて、
自分の子どもからも引き離されて30年近く施設にいて
ずっと「かわいそう」だと思っていました。
 
 
でも、
私が作業療法士という仕事に気づき、
前に進むためのきっかけをくれたのは母です。
 
「かわいそう」だと思っていた母が
実はすごい人だったと信じたかったし、
母の軌跡を追って作業療法士への道を目指したのです。
 
だから、母がいなかったら
そこまでのモチベーションは持てませんでした。
 
 
 
父はいつも一方的に母を怒鳴りつけていたけれど、
 
 
「お母さんだけが悪いんじゃ無い!」
「お母さんを悪く言わないで!」
「お母さんは頑張ってた!」
「お母さんはすごい人だったんだから!」
って
父に言いたかったのだと気づけたのと同時に、
 
 
「なんで変な事してたの?お父さんを怒らせないでよ!」
「お母さんのごはんなんか思い出せないよ!」
「みんなの家みたいな、美味しいお母さんのごはんが食べたかった!」
「変な事ばかり言って嫌だった!」
「お母さんはすごい作業療法士だったんでしょ!?」
って
ボロボロと出てきてから、
 
そういえば、
 
2年生まで毎日おねしょしてたのに、
一度もお母さんに怒られた事なかったなぁって、
 
蓋をしていた記憶が少しずつ戻ってきました。
 
 
 
そう、
お母さんの事を、
辛くて見ないフリをして
蓋をしてきたので、
「お母さん」に関わる事(食も)に全て蓋をして
世間一般的なお母さんを演じてしまっていたんだなぁと気づきました。
 
 
 
でも、
お母さんだって完璧じゃなかったんだし、
むしろ欠陥だらけでボロボロだったw
 
 
映画の中で見た「御神事」のような
食を提供することは私にはできない、と思ったけれど、
でも、
 
だからこそ、
私も完璧じゃなくていいし、
「私にしかできないお母さん」としてのごはんを
作ればいいじゃないかって、
 
「理想的なお母さんごはん」を作らなければ、
という思考を、
満月の今日、
なんだかやっと手放せたように思います。。
 
 

 
 
 
 
映画はまた、
音と食の美しさににこだわっている映画で、
水を注ぐ音、切る音、混ぜる音、
おむすびを握る音‥
盛り付けの美しさなどなど、
「食べたい‼️」が随所にある映画でハラペコを刺激されました。
 
 
 
 
映画上映後に
映画の中でもずっと大切にしていた
「おむすび」を
大切な仲間と自分のために握る
おむすびワークシップがあり、
 
米とぎのデモンストレーション後に
みんなで色々なお塩を使ったおむすびを握って、
いただきましたが、
とってもとっても美味しかったです♡

 
Cozy特製の唐揚げも絶品でした😆
 
 
 
何よりcozyに集まる皆さんの心が豊かで、
一緒にいるだけで満たされました✨
 
 
 
ちこさんが言っていた、
「ゆにわ(斎庭)」が
すでにここにはありました💕
 
(おむすびマークでパシャリ♪)
 
 
 
 
 
実は今日は、
HSCな息子が久しぶりに電車に乗って一緒にきてくれました✨
 
朝は満員電車でしんどそうだったけれど、
本当に良く頑張ってくれたし、
 
あたたかく見守ってくださった皆さまに感謝感謝です♡
 
主催のたかちゃん、
司会進行取りまとめ、お疲れ様でした〜♪
とっても素敵な会だったよ♡
 
ありがとう😆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな今日は、
Kin153 「赤い惑星の空歩く人」(赤い空歩く人、黄色い種、音10)の日
 
キーワードは
「現れ、仕上げる、生み出す」
「空間、探る、目覚め」
 
自分自身に最高の権限を与えるには?がテーマの
「倍音の月」の最終日でもあります。
 
 
私的には
12月3日から始まった「黄色い種」の13日間中の気づきが、
鋭くてエグくて、
毎度毎度シンドかったりするのですがww
 
それでも、
母とのわだかまりに気づけたこと、
長年の食への苦手意識の原因の核に気づけたことは
大きな進歩だったように思います♡
 
 
 
あなたは、
どんな期間をお過ごしでしょうか?
 
 
 
音10の今日は、
これまでの人生や、
この13日間、
この28日間の結果のようなものも現れたかもしれませんし、
新たな気づきが生まれたかもしれません。
 
 
今日の気づきが、
明日からの新たなステージの幕開けとなって
あなたを後押ししてくれると思います♪
 
 
素敵な時をお過ごしください♡
 
 
 
 
最後までお読みくださりありがとうございました!
 
 
 
 

 

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