私は毎朝起きて、着替えが済んだら
まず庭の水やりをします。
その時間が結構好きなんです。
暑い日が続いていますが、
朝の空気感は日中のそれとは
また違うんですよね。
少しひんやりと、しっとりとした空気を
肌が感じて心地いいんです。
昨日は特にそう感じて、ふと
この感覚懐かしいなって気づいたんです。
感覚が記憶を呼び覚ますという経験
みなさんもあるのではないでしょうか。
私は
小学生の頃のラジオ体操に向かう時に
感じていた空気と同じだなって
感じたんです。
夏休みの間、歩いて5分ほどのところに
ある大きな公園で開かれてるラジオ体操
に毎日行っていました。
私は同居していたおばあちゃんが毎朝
起こしてくれて、おばあちゃんと妹と
一緒に通っていました。
その時の空気感が今朝感じたものと
同じだったんですよね。
そして、同じだと身体が気づくと
不思議と普段は思い出すことない
忘れていた記憶や感覚が
蘇ってきました。
校区の子供たちが1000人ほどやってきて
各町目から参加カードにスタンプを
押してくれる大人、小さい子に付き添って
くる大人もいたので、今思うと
相当な人数が集まっていたんだろうな
と思います。
公園は校区の真ん中くらいにあったので
体操がはじまる時間に合わせて
公園までの四方八方からゾロゾロと
集まってきていました。
歩きながら干からびてるミミズが
道に転がっていたのを何故だか
よく覚えています。
暑くて這い進んでいるうちに
もっと暑いアスファルトの上に出てきて
しまったんだと思うのですが、
子供ながらにちょっと冷めた感じで
気の毒だなぁ、と感じていました。
おばあちゃんが
「かわいそうにな〜」と
言うのをいつも聞いていたから
そう感じていたのだと思います。
公園の大きなグランドには
校区の子供たちが1000人ほどやってきて
各町目から参加カードにスタンプを
押してくれる大人、小さい子に付き添って
くる大人もいたりと、思い返すと
相当な人数が集まっていました。
今は子供も減って静かな住宅地ですが
こうやって活気のあった時代も
あったのだな、と懐かしくも不思議な
感じがします。
体操が始まるまでの時間に
参加のスタンプを押してもらうのも
楽しみでした。
ちゃんとした基準があったのかは
よく覚えていませんが
スタンプを集めると最後の日に
お菓子がもらえるんです。
そしてスタンプを押す大人は5箇所くらいで
小さな椅子とテーブル、中にはパラソルを
広げて待機してくれていました。
あそこのスタンプはかわいいとか
こっちは普通だ、とか言いながら
どこで押してもらうか選ぶのも
楽しい記憶として残ってます。
おばあちゃんも一緒に体操するのですが
ジャンプをしないおばあちゃん、という
のを妹も私もよく覚えているんですよね。
リズムに合わせてジャンプしながら
手足を広げる体操の時も
ジャンプせずに手だけ広げるおばあちゃん。
本人はもちろん真面目な顔してやってる
のですが、それがまたおもしろくて
笑っちゃいけないけどおかしいな
って感じてたなって記憶です。
当時70代だったおばあちゃんなので
今思うと、そりゃ飛べないよね、と
納得はするのですが、それでもなお
思い出すと笑いが込み上げてくるのは
当時の感覚のまま感じるからなの
でしょうね。
朝の空気感を感じた身体が
こんな風に思い出の記憶を
引き出してくれました。
暑い毎日の中で外の空気が涼しい時間
ってとても貴重ですよね。
そこに触れると
心も身体もホッと緩まるし
そんな瞬間だから大事な思い出の記憶
というプレゼントを受け取れたようにも
感じました
些細なことでですが
とっても豊かで満たされる感覚があり
こういう感覚はこれからも
大切にしていきたいな、と思いました。
五感を通じて身体の記憶を引き出すこと
その記憶に思いを馳せること、
これもまた自分という人間に寄り添う
ことなんだな、とも感じます。
身体が覚えている記憶
感覚が教えてくれる記憶に気づいたら
是非じっくり感じてみてくださいね。
ちなみに私はごま油の香りで
大学生の時の一人暮らしの部屋を
思い出すし
香水の香りで人を思い出したり
することもあります。
こういうのをおもしろいな、と
感じているちょっと変わった人
なんです私(笑)
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました![]()


