「やりたいこと」がない、って
感じることありますか?
私が子供の頃を振り返ってみると
あったなぁ、と思うのですが、
巧妙にそれに気づかないようにして
やってきたようにも感じるのです。
分かりやすく、何もなかったのは
小学生の頃。
友達がいなかったわけではないけど、
放課後や夏休みまで遊びたい!と
思うこともなくて、深いつながりを
持つことはありませんでした。
習い事も、親が決めたものを
ただやっていました。
「これやりたい!」という
自分から湧き出る意欲がなかったのです。
だから、今考えると
ピアノも習字もあまり上達しなかったのは
ごく自然なこと。
親は気づいていなかったと思いますが、
私はエネルギーを内側に溜めている
タイプの子供だったんですよね。
そんな内面を持ちながらも
病気以外で休むことはなく、
淡々と日々をこなすことはできたし、
表面的には何も問題のない子。
何なら学級委員に立候補したりと、
「意欲のある子供のフリ」までできて
しまう、そんな小学生でした。
こころの勉強を始めるまでは
忘れていましたけどね。
そんな私が思うことは——
私たちお母さんが、子供を見て
「順調だな〜」とか
「こんなことではダメだ」とか
ジャッジするのは自由ですが、
その信憑性を考えると、
あまり意味のないことなのかもしれない、
ということ。
何なら、子供の頃の私のように
本人すら自分のことがよく分かっていなくて、
心とはアンバランスな行動を選択して
しまう子だっているのです。
子どもの成長が「順調かどうか」は、
本当のところは誰にも分からないのです。
でもね、
間接的に知る方法はあるんです。
それはお母さん自身の心の状態を見ること。
子供とお母さんは、
深いところでつながっています。
お母さんの心のありようが、
家の空気になり、子供はその中で
毎日を過ごしているから。
お母さんの心が
「今ここ」にある幸せを感じて
自分の存在を大切にできている時、
その安心感は子供にも伝わっています。
子供だって
私たち大人と同じように
辛いことや悲しいことがあり、
失敗したり、落ち込んだりすることも
あります。
そうやってマイナスの出来事があり、
ネガティブな感情を感じるのは
生きていればごく自然なこと。
それが、成長の機会となったり、
成功した時の「嬉しい、楽しい、最高!」
という気持ちをより濃く感じさせてくれる
スパイスとなるのです。
そういうのは、
問題でもなんでもないのです。
もし、今あなたが幸せを感じられず
そんなご自分のことを責めておられるなら、
お子さんも同じように
幸せを感じられず、自分のことを責めて
いる可能性が高いです。
これは表面的なことではありません。
一見、リア充な生活を送っている子が
心の中に欠乏感を抱えているという
ケースも多々あります。
優等生や元気な子が突然不登校に
なってしまうこともあります。
子供のことをジャッジしたくなる
気持ちって、
本当はお母さん自身の欠乏感から
くるもの。
少し厳しい言い方になりますが、
子供を通して自分を満たそうとするから
こそ、出てくる思いなのです。
(私も散々やってきました)
もしそういう思いが出てきたら、
子供に向いていた矢印をぐるんと
自分の方に向け直してみてくださいね。
そして、自分の力で自分を満たしていく
ことをやっていきましょう。
難しいことではないですよ。
子供を通して自分を満たそうとしていた
自分でもいいんです。
嘘偽りない、そのまんまの自分を
まるっとそのまんま受け入れるのです。
そうするとね、
自分のことが未熟だけど愛おしい、
大切な存在だなって思えてくるから
不思議なもの。
ありのままの自分を
ジャッジするのではなく、受け入れてみる。
そうやって自分を大切にすることが
お子さんを大切にすることにも
つながっていきますからね。
——そういえば、子供の頃の私は
「やりたいこと」がなかったけれど、
今はこうして、お母さんたちの心に
寄り添うことをやりたくてやっています。
あの空洞があったから、
今があるのかもしれません。
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました![]()