この季節になると牡蠣を食べに
行きたくなるんです。
焼きガキとか、カキフライとか
大好きな牡蠣にまみれたいのです(笑)
自宅から片道1時間半くらいのところに
牡蠣で有名な赤穂や室津があるので
昔は毎年のように行っていました。
土日に行くと人が多いし、
行きたいと思った時に行きたいので
予約を取るのは苦手だし、
(私、美容院とかもそうなんですよね)
そう思った時に、明日行けるかも!と
閃いたんです。
そして、ダメ元で小4息子(不登校中)を
誘ってみると、珍しく行くと言うでは
ないですか。
ドタキャンはあるかも、と思いながらも
心の中でガッツポーズでした〜。
そして、迎えた翌日。
11時の開店に合わせて、
9時すぎに出発すると伝えると、
「えー、そんなに早く行くん?
行くの嫌になってきた〜」
と言う息子。
まぁ、これくらいの反応は想定内です。
ぐずぐず言いながらも、なんとか用意して
車に乗り込みました。
持ち込んだゲームをずっとしていましたが
酔って「あー、気持ち悪い」から、
段々と不穏な雰囲気に。
「往復3時間とか無理」
「頭も痛くなってきた。帰ろー」
そんなことを繰り返し言っていたのを
そっか、そっか、と聞いていると
シクシク聞こえてきました。
助手席の息子を見ると泣いているのです。
泣くほどに嫌だったんだ、と
驚きながらも、往復3時間が息子にとっては
そんなに苦痛なことなのだと
改めて受け取った私。
しばらく、走りながら様子を見ていたの
ですが、
息子の気持ちは変わらなさそうだった
ので引き返すことにしました。
牡蠣は食べたいけど、泣いている息子を
無理矢理連れて行かなくてもいいよね、
という私の判断です。
1時間ほどかけて、
家の近くまで帰ってきた時に、
「やっぱり牡蠣食べたいから、お寿司屋さんに
行こう!」と私が提案すると、息子も快諾。
回転寿司のカキフライや蒸しガキで、
私の牡蠣食べたい欲に寄り添ってあげることに。
すっかりご機嫌の直った息子と
カキフライの乗ったお寿司を注文したら、
「カレイフライ」がやってきて(注文間違え)
「これ見間違えるよね、仕方ないよね」って
笑ったりしながら楽しく過ごしました。
結局、お腹いっぱいになり、
牡蠣フライは食べれなかったという
オチまでつきました(笑)
息子が言うには、
「朝から、何で行くって言っちゃったんやろ
って思っててん。行けるかな、って思った
けどやっぱり無理やったわ。」ということ
だったようです。
確かに、最近はお出かけに誘ってもほとんど
断られるし(外食とか放課後登校は行きます)
今回「行く」と言ったことにびっくりも
しました。
でも、その時は「行ける」と思ったんですよね。
その気持ちは、確かにあったんです。
そして、今朝の「嫌だけど、行けるかも」
という気持ちも、確かにあったもの。
そう見ていくと、息子は自分の感情を
ちゃんと感じて、素直に出せているんです。
「やっぱり無理」ってちゃんと言えて
よかったな、と感じたし、
それを採用してあげれてよかった。
人に合わせること、
相手の気持ちを汲み取って我慢すること、
大人はついついやりがちです。
それが悪いこととも、限らないけど、
「そうするしかない」という選択肢しか
持ってないと、苦しくもなってしまいます。
息子を見ていると、
「やっぱり嫌だ」って言ってもいいんだな、
駄々こねてもいいんだな、
自分の気持ちを優先するって、
そういうことか、ってストンと入ってきました。
(あとに、ママの気持ちの隙間があったから
駄々こねてみた、って教えてくれました)
10歳の息子は
次は、往復3時間を我慢して美味しい牡蠣を
食べれるかもしれないし、
はじめから行かない選択をするかもしれない。
そうやって色んな選択をしながら、
時には失敗したり、
人に迷惑をかけたりしながら、
成長していくんだろうな、
そう感じたのです。
デザートに選んだコーラフロートの
「アイスがとけたの飲むのが最高!」
って笑顔でいう息子を見て、
今日は牡蠣は食べれなかったけど
最高のお出かけだったな、そう感じた
私でした。
私たち大人も
「こうするしかない」って
自分を頑張らせていることがたくさんある
と思うのです。
そんな時に、
「本当はどうしたいの?」って自分に聞いて
あげられるといいですね。
それを許してあげられると
意外と自分に優しい選択肢が出てきたりも
するものです。
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました![]()

