小4の息子は繊細な子です

いわゆるHSC



息子を見ていると

人一倍感じ取り


繊細がゆえに

細かいところにまで目がいくし

先の先まで予測ができてしまうので



不安や怖さの種を作りやすいんですよね



なので

ちょっとしたトラブルが

息子にとっては重大に感じられる

ということがよくあります



今日は旅行中のわが家に起こったことを

お話ししたいと思います




旅行の2日目、コインパーキングを出る時に

車の底をガリっと擦ってしまったんです

夫がね(笑)



会計と運転と分担していたのですが

急いでいたのが災いしたと思います



少し走ってみると、いつもとは何だか

違う音がするので、宿泊先へ行く前に

オートバックスで点検してもらうことに

しました



金属のプレートが曲がってしまっていて

直してもらえたのですが

整備士さんがタイヤにも少し傷がついて

いることを見つけてくれたんです



長距離走ることを伝えると

今すぐとは言わないけど

高速乗る前に交換した方がいいとのこと

待ち時間を含めて1時間半かかりました



お店を出てから


夫は

「大丈夫やろ〜、何かあったら止まったら

 いいだけやん」と言いました



傷は浅い小さなものなので

万が一異変を感じた場合に対応できる

だろうという考えで、聞いていた私も

まぁそんなものなのかなぁと思いました




しかし息子は

「絶対変えないと危ないやん

   急に止まって、後ろの車がぶつかったら

 玉突き事故になるし

 命より大事なものないやろ」



って言うのです



この暑さの中、万全ではないタイヤで

400キロも走ろうとするのですから

危険予測の観点から言うと息子の

意見は最もなことでもありますよね



時間やお金であっても

命に変えることはできません、それも分かる



ここで注目したいのが

同じ出来事に遭遇した夫と息子の

違いです



どっちが正しいとか、間違っているとか

言う話ではなく捉え方の違いです

 



「タイヤに小さな傷がみつかった」

という一つの出来事が



夫にとっては大したことないこと

息子にとっては命のかかった重要なこと

となります



2人のこの捉え方の差、すごいですよね



そして、出来事の事実の部分から

(ここではタイヤに小さな傷があった

 ということですね) 




先の先まで予測して感じ取る力

最悪のシナリオまで描ける力は息子の

才能であり


気づいたことを伝えること

家族みんなの安全を守ること

後悔しない選択をすること、は


息子の責任感や優しさの現れであると

思うのです



一方で

不安が大きくなりすぎて

慎重になりすぎたり

まわりとの調和が取りづらくなる

というのは

生きづらさに結びつきやすくなる

部分となります



よくも悪くも息子にはこういう特徴が

あるということです



繊細な子の感じ方を知っておくのは

その子のことを理解していく上で大切

なことです

 


でも、そこに過剰に寄り添った

対応を選択することは

子どもの視野を広げる機会を

奪ってしまいかねないのです



理解はするけど、寄り添いすぎないこと 

が大切だと思うんですよね



その後も息子はタイヤのことが気になり

何度もタイヤ交換のことを言っていたの

ですが、その度夫は



「大袈裟すぎる〜」と笑ったり

「そんなこと気にしてアホか!」と

イライラしたり、真面目に取り合う

様子はなく

 (夫は夫で自分のしたことを、大きな

 影響があったことにしたくなかったの

 だと思います、無意識でしょうがね)



息子はそんな夫に対して

分かってくれない!と怒りながらも

曲げずに伝えつづけていました



私は息子とは逆で2人を見ていて


夫が息子の繊細な部分を変に理解しようと

しないこと


息子に寄せた話をしないこと



ここがいいなぁ、と感じたんですよね



息子が

「分かってもらえない」「伝わらない」と

感じることは



自分と違う意見の人がいる

自分の意見が当たり前ではない


ということを体感する機会となったと

思うんです



もし、息子の不安な気持ちを優先して

夫が自分の意見をさっと引っ込めて

いたとしたら

 


息子にとっては

「小さな傷ができたらタイヤはすぐ交換する」


という自分の意見と違う意見があることを

知る機会を失っていたと思うのです



自分とは違う意見や選択肢があると

知ることって、子供が視野を広げ

価値観を育てていく上でとても大切な

ことですからね



繊細が故にこだわりが強い息子

にとって大切な経験で

私にできることは、余計なことは言わず

母としてそっと見守ることだけだと

思うんです




翌日、予定していた観光を終えて帰路に

向かおうとしていた時にタイヤ館を発見!


幸い待ち時間もなく交換してもらい

安心、安全に帰ってくることができました


これもまたわが家の旅の思い出と

なりました



今日も最後までお読みくださり

ありがとうございましたにっこり