土のPHを測った話と仙台に行った話 | プチ菜園 キッチンから0秒

プチ菜園 キッチンから0秒

ウッドデッキで小さな菜園を始めてから8年。ちょっとずつ種類が増えて、楽しみながら栽培しています。交流が楽しい今日この頃です。

 またまた久しぶりになってしまいました・・。
今日は、「にんじん」の種まきをしようと思って、ついに秘密兵器を使ってみました。
 どうも、我が家は「根っこもの」に弱いんです。
にんじん、じゃがいも、大根。はては一番だめなのは、タマネギ。
何が原因なんだろうと思って、勝手に「土の酸性度が高いのかな」と思っていました。
窒素分が多いと酸性になりやすいと言いますよね。

 最初に見たPH測定器は、高~い!ドクロ
 18000円なんて出せません~。さんざん探したあげく、いいのを見つけました。
$プチ菜園 キッチンから0秒


 何でも、コップに土と水を1対2で混ぜ、うわずみにこの測定液を3滴垂らして測る、というもの。45回使えて、560円だったかな。まあまあ、お得なので買いました。

 さてさて、初めてやってみました。(初めてがえっ・・だったら、どうしよう・・)
$プチ菜園 キッチンから0秒


 ちなみに、たぶん浮いているのは、いろんな茎のくずです。全部リサイクルしてますから・・。しかし、これを見る限り、土は弱酸性から中性ですよね。ちなみに、にんじんを育てる
のにちょうどよいのは、PH6~7と書いてありました。

 あららあ、石灰を混ぜるまでもありません。よかった~。
じゃあ、なぜに弱い、うちの土・・。ますます謎です。今回も試行錯誤だなあ・・。


 ところで、夏は研修が多い季節。今週は仙台に研修に行ってきました。たっぷり勉強をした後、仙台の方たちが
「ぜひ見て欲しい」と言うので、被災地へ。ちょっとどこだとは言えませんが、私にとっては衝撃的でした。そこには人がいないのです。誰も人が住んでいません。
 人がいないので、復興は後回しになるようで、海岸沿いの柵も折れたまま。
仙台の駅前のにぎわいとはほど遠い世界で、時が止まったままの世界に、私は呆然と立ちつくすばかりでした。「復興って、何?」と感じずにはいられませんでした。
$プチ菜園 キッチンから0秒


 たまたま携帯のニュースで、宮城県の児童生徒の不登校の率が全国1位と見ました。
まだ5000人以上の子どもたちが仮設住宅に住んでいて、将来への不安や、トラウマから逃れられないでいると。

 生まれ育ったまちがないんですもの。なんだか本当に胸がしめつけられる思いです。
最後に、仙台七夕祭りで見た、子どもたちの千羽鶴です。私に何ができるわけでもないけれど、
1日も早く、笑顔が取り戻せるように、と願わずにはいられませんでした。
$プチ菜園 キッチンから0秒