エグジット
ベンチャー経営者のポジションになって以降、
何度となく会話に出てくるようになったこの言葉。
一世代前の経営者達には理解しがたいかも。
そんな風に思いつつ、自分は多分に「現在」の
経営者であるから、特に違和感もなく、この言葉を
捉えるほうである(笑
新興市場の誕生。上場企業のサイズ縮小。
4半期決算発表。個人投資家の増加。
必然、
株式公開は簡単に、上場維持は困難に。
の時代に移行。
さてエグジット。
こんな時代には、必要となる考え方。
ぶっちゃけ、株式公開or売却。
過去ならば、並び立たない二択だが
いまやどちらも規模感に変わりない。
違うのは「継続」の捉え方。
感覚だが、「現在」の若手経営者は
オーナーであることを望む傾向が強い。
この傾向の先に、スモールサイズでの
株式公開が繋がっている。
真に大ならんとする気持ちと、割合
小さくまとまりたい気持ち、小金持ちへの
願望が入り混じった状態とでも言おうか。
はっきりいって今の時代、昔の起業家と
同じ気持ちで「業を起す」起業家ばかりで
ベンチャー企業が形成されているとは思わない。
エグジットは、
株式公開
⇒自らが筆頭株主/経営者のままに事業継続
が美しく、合理的とは限らない。
真に人生賭する事業と完全一致でなければ
他社に委ねて、事業継続を願うエグジットも
十分に検討価値のある手法だ。
経営者は、自社の経営・事業の継続を望み
潔い意思決定をするべきものであり、
「自分の組織の継続」という考え方を
闇雲にとってしまうのは悲しくも愚かだ。
潔い気持ちをもち、ただ精進することである。