読み書きの苦手なYくん(小学生)の授業で、ある講師がおこなった支援。

とてもいいなと思ったのでご紹介します。

 

Yくんは就学当初より、音読や文字を書くことに苦手さを感じていました。

一方で、物事を想像することが得意で、Leadの授業でも

プリントの挿絵から面白い物語を想像することがよくあり、

その発想力に講師も感嘆していたと言います。

 

そこで、ある日の授業で面白い写真を渡し

「自由にお話を想像してみよう」という活動をしてみたそうです。

すると、ある冊子の6キャラクターにハマり、この6人をメインにお話づくりがスタート。

最初はYくんが想像したことを講師が書き留めていましたが

途中からは本人が書字するようになりました。

 

「本に興味がない」と言っていたYくんですが、

1週間に1人ずつ想像&創作+校正をくり返し、およそ4ヶ月後・・・

全15ページの、こんなに素敵な手づくりの本が完成しました!

 

 

完成した本を渡すと自分でぱらぱらめくり、にこにこしていたYくん。

ファイルに入れて持ち帰り、自宅でご家族にも見せてあげていたとのこと。

自分で考えたお話が長い時間をかけて徐々に形になり

素敵な本となって手にできたこと。

Yくんはどれだけ嬉しかったことでしょう・・・!

 

好きなキャラクターのお話づくりを通して

「は」と「わ」、「お」と「を」のくっつき言葉やカタカナの書字が

ほぼマスターできたそうです。

また、習っていない漢字も書こうとするなど

漢字への興味や意欲が育ったと講師は感じていて

また別のテーマでも本づくりを継続していきたいとのこと。

 

生徒さん本人の興味に寄り添い、必要なサポートをしながら

苦手なことをちょっとだけ好きに持っていく・・・

時間はかかるけれど、あせらず、あわてず、あきらめず。

その姿勢をいつまでも忘れずにいたいと、あらためて思いました。