10月から火曜9時に放送している

「僕らは奇跡でできている」というドラマ。

見たことありますか?

 

あまり話題にもなっていないので

見ている方は少ないかもしれません。

私も先日たまたま途中から見ていたのですが、

思いきりはまってしまいました(笑)

 

高橋一生さん演じる主人公は

生きもののフシギカメに夢中な大学講師(相河)です。

変わり者として周囲を戸惑わせているのですが

本人は至ってマイペース。

ただのコミカル・ハートフルドラマと思いきや

発達支援を専門とする人間から見ると

まさにいつも身近に見ている人たちの実話のようであり、

「あるある」が多すぎて、気がつけば

心わしづかみ状態になってしまったのでした。

 

主人公の相河はおそらく自閉症スペクトラムで

それを理解し、心地良い距離感で見守ってくれる人もいれば

理解のない”普通の”人たちも出てきます。

ほのぼのしているだけではなく、厳しい現実もちゃんと描いていて

でも、心ない言葉をかける人たちは

悪気があってそうしているのではないということも丁寧に伝わってくる。

随分よくわかっている人がこの作品を作っているんだな~と感じます。

しかも番組として、それをわざとらしくアピールしていない。

なんだか宝物を掘り当てたような気分さえしてしまいました。

 

第二話の最後の方の相河の言葉。

「僕は人となかなか仲良くなれませんから。

でも一番仲良くなりたい人と仲良くなれたから、それでいいんです。

昔はその人のことが本当に大嫌いで、仲良くなろうとしてもムリで、とにかく嫌いで

毎日泣いてました。」

「今はもう大丈夫です。」

「僕です。昔の僕は僕が大嫌いで毎日泣いてました。」

 

いつもニコニコマイペースなので

傍目にはこれまでずっと平和にやってきたのだろう、

あるいはそういう得な性格なのだろうと思われがちなのでしょうが、

本当は小さい頃から辛い経験を重ね、

皆と同じようにできない自分を責め、悪戦苦闘を繰り返しながら

今の自分らしさを手に入れてきたのだろうということが

こうしたさりげない言葉からわかります。

 

同じように今戦っている子どもたちにも

理解が難しくて悩んでいる大人たちにも

じんわり心に沁みるシーンがたくさんあります。

笑いに変えられる優しさもあります。

そして、すべての人に何か気付きを与えてくれるようなドラマです。

 

なんだか宣伝のようになってしまいましたがあせる

まだ始まったばかりなので

お時間の許す方はぜひ見てみてくださいね~!