先日の、とある授業での話。

集中力と記憶力に困難のある生徒さんが

抜群の集中力を見せてくれた時がありました。

これまでも日によって波はありましたが、その日は教室にやってきた時から

明らかに目がキラキラキラキラ輝いていました。

 

様々なアプローチを試しながら

これまで繰り返し繰り返し授業していたものの

なかなか定着が見られない部分があったのですが、

その日は何の淀みもなく

スラスラと、しかも正確に答えてくれたのです!

 

私は驚いて思わず

「今日どーしたの!? 冴えてるね!」

と本人に聞いてしまいました。 

するとその生徒さんはとっても嬉しそうに

次の日から家族で旅行に出かけること、

その際に大好きな電車新幹線にたくさん乗れることを教えてくれたのです

 

なるほど!

楽しみなことが未来にあると

それがモチベーションになって

学習面でもこれほどの変化が現れるのか~

と驚いたと同時に、

これまで定着していないと思われていた課題に

そうしたちょっとしたきっかけで正確に答えられるということは

繰り返し学習してきたことが

実はちゃんと入っていたんだな・・・と

実感させられました。

 

記憶の引き出しに

学んだことはちゃんと蓄積されていて

普段はその引き出しがうまく開かないのだけれど、

きっかけがあればその引き出しは開く。

そんなイメージでしょうか。

 

そしてそのきっかけというのが

今回のような”楽しみ”な気持ちであったり

ワクワク感や自信、安心感・・・

おそらくそういったポジティブな感情が

鍵になっているような気がします。

 

ただただ勉強をたくさんして

引き出しに詰め込めばいいというわけではなく

その引き出しを開ける鍵カギをもつことが

大切なのでしょうね。

 

また一つ、生徒さんから

教えられた出来事でした。