今月のLead授業報告会の教師からの報告で

いくつか同じキーワードが出てきました。

それは”自分の言葉”。

 

特に自閉症スペクトラムの子どもたちは

言語的に自分の思いや考えをまとめることが苦手とされています。

周りから見ると

「何を考えているかわからない」

「何も感じていないんじゃないか」

と思われがちですが、

決してそんなことはありません。

”どう表現したらいいのかわからない”

という場合が多いようです。

 

ところが、

長く通ってきているLeadの生徒さんの中に

言葉で伝えることがとても上手になってきた子がいる

との報告があったのです。

例えば

教師の出した宿題に対して

「4枚はちょっと多いです。2枚ならできます。」

と自分から(とても具体的に!)伝えたり

「僕はこの教材が合っているのでこれをやりたいです。」

と率直に伝えてくれる・・・など。

感情表現が豊かになってきたとの報告もありました。

 

一般的には、なんてことはないやり取りかもしれませんが

彼らの数年前を知る私たちは

飛び跳ねて喜びたくなるような変化なのです。

 

もちろん、年齢的な成長に伴って

できるようになることもたくさんあるのですが

安心できる関係性がそこにあるからこそ

自分の思いをありのまま伝えられているという側面もあると思います。

そしてそれが相手に受け入れられたり

話し合うという経験を通して

彼らの自信にもつながっていくのではないでしょうか。

将来自立して生きていく際にも

自分の考えを自分の言葉で伝えるというスキルは

とても大切になってきます。

 

勉強面だけでなく

こうしたコミュニケーション面での成長を聞けたときが

個人的には何よりも嬉しく感じる瞬間です。

たくさんの嬉しい報告を聞けるように

これからも地道に、丁寧に

生徒さんたちと向き合っていきたいと思います・・・クローバー