数回の授業によるアセスメントをもとに
新しい生徒さんの支援プランを作成中です。

何らかの困難があると思われるTくんですが
本人を知れば知るほど、
それ以上の才能やまだ発揮できていないよさが
彼の中にたくさんあることに気付きます。

では、私たちはどんな支援プランを提案すべきか・・・?
Tくん本人の希望、親御さんの思い、
授業を重ねて見えてきたTくん本来の姿・・・
スタッフで話し合いを重ねていたとき、
代表の畠山から今日偶然、
ヒントとなる一つのキーワードを得ました。

”MI 理論”という個を生かす多重知能理論。
(MI:Multiple Intelligences・・・多元的な知能)

これを提唱したハワードさんの言葉の中の

「差異が、否定されたり無視されることなく考慮に入れられたなら、
 教育は最も効果的に働き、
 生徒に”自分は何者であり、何ができるか”を理解させることができる」

という部分は、まさに発達障害のある子どもたちへの
教育支援のあり方に通じるものがあると感じました。

どちらかというと日本の教育現場では
皆がある一定のレベルの同じ課題を等しく身につけることが重視され
生活面でも学習面でも、
その枠をはみ出す子はとてもつらい状況に置かれる傾向にあります。

でも本来の教育の役割は、ハワードさんの言うように
子どもたちに”自分は何者であり、何ができるか”を理解してもらい、
自分のよさを活かして生き抜く術を身に付けてもらうことだと思うのです。

ただ単に目の前の課題をクリアするためだけの学習支援と
その子の人生までを考えた学習支援では
その価値に大きな違いがあります。

支援プランの方向性が
自ずと見えてきた気がします・・・