私たちはこの震災を経験して
財団として何か子どもたちのためにできないか
一生懸命考えてきました。

大人も子どもも皆それぞれに悲惨な体験をし、
今も非常事態の中に生活しています。
個々に特別なケアが必要だと思いますが、
特に親を亡くし震災遺児となってしまった子どもたちについては
様々な面で周りの大人や社会が長期的にサポートしていく体制が必要です。

財団の代表である畠山のご両親は気仙沼に住んでいます。
今回甚大な被害を受けた地域であることは周知のとおりです。

お父さんは、小学生のときに父親(つまり畠山の祖父)を亡くし
幼い頃から大変ご苦労されたそうです。
畠山自身も、子どもの頃お父さんの副業の手伝いをするなど、ゆとりのない生活を送ったとか・・・
そのお父さんがよく、「自分も勉強したかったなぁ・・・」と話していたそうです。

今回の震災で多くの遺児が生まれたことを知って
誰もが胸を痛めたことと思います。
畠山もその一人です。

”遺児となった子どもたちに、自分に合う教育を受けられる選択肢をプレゼントしたい。”
それを実現するために、今日も各地を飛び回っています。

家族を亡くした子も家を失くした子も
障害がある子もない子も
困っているのならお手伝いをしたい。
自分たちにできる方法で、無理なく長く。

今はまだ
未来を向く気になれない人たちもたくさんいます。
でも時期が来て
彼らが必要とするときに
そこに私たちがいることでわずかな希望が灯るよう
今しっかり準備しておきたいと思っています・・・