春を迎えるこの時期、
新しい出会いが増える季節でもあります。

財団にご相談いただいた生徒さんには最初、
アセスメントのための授業を受けていただいています。
生徒さんにとっては体験授業のような感じで
実際の授業が始まる前の
クッションのような役割を果たしているのではないかと思います。

先日は、小学校低学年にして
6年生レベルの漢字をいくつも覚えていたり
3桁のかけざんを暗算で答える少年と出会いました。
問題集には、アルファベットのような字が
至るところに記号のように沢山書かれています。
きっと、何か意味や法則があるのでしょう。

コミュニケーションをとるのはなかなか難しい様子でしたが、
初対面の私にとにかくひたすら
自分の得意なこと、好きなものを見せてくれたことが
彼にとっては最高の挨拶だったのかもしれません。

また、別の生徒さんは
学習面での苦手さが大きくなり自信を失くしてしまい、
学校へ行くことさえ苦痛になってきたとのことで
こちらへ足を運んでくれました。

とても素直で、子どもらしくて
ゆったりした時間が周りに流れているような
笑顔のステキな男の子です。

しばらく話をしてから
「今、一番困っていることは何かな?」
と率直に聞いてみたところ、
「学校に行く時間になると、毎朝お腹が気持ち悪くなること。」
と正直に答えてくれました。
「どうしてなのか自分でもわからない。どうにかしたい・・・」
とも。

こんなに小さな子どもが
そこまで追い詰められているなんて、
私たち大人にはなかなか想像できないことです。

最近出会ったこの2人の生徒さんに共通して感じたのは
”自分特有の困り感に寄り添ってくれる人がほしい”
という切実な思いです。
勉強ができすぎて困ることもあるし、
勉強がわからなくて困ることもある。
悩みは本当に千差万別です。

それぞれの生徒さんをしっかりアセスメントして
本人の心の声をじっくり探りながら
ピッタリな先生は誰かな・・・?
一番いいサポートの形はどんなかな・・・?
スタッフ間で模索している今日この頃です。