皆さんは自尊心をお持ちですか?

ここで言う自尊心とは、
自分が大切な存在であると認める心(セルフ・エスティーム)のことです。

「うん、あるな!」と言いきれる方は
きっと幸いにもこれまで何らかのいい出会いをして
自分を認めてもらい、自分の価値を見いだしてこられた方だと思います。

子どもたちにも成長の過程で
健全な自尊心が育つことが望まれます。

きっと赤ちゃんから5,6歳くらいまでは
「わぁ~!ハイハイできたね、スゴイ!!」
「お手伝いしてくれてありがとう。チュッ!」
「○○くんは絵が得意だね。」
など事あるごとに大人から褒められ、認めてもらえる場面が多いと思います。

でも、成長するにつれできることは当たり前になり、
集団の中では皆同じであることを求められ、
自分のよさを見つけることは難しくなっていきます。

特に学習に困難のある子やちょっと個性の強い子は
「こんな問題もできないなんて・・・ちゃんと授業聞いてるのか!?」
「みんなに迷惑かけて・・・一体どんなしつけされてるのかしら!」
などと、否定され続けて大きくなることも少なくありません。

これでは自尊心など育たず、自分を大切だとは思えなくなりますよね。

残念なことに、私の担当した生徒さんの中にも
「お母さんもお父さんも私を愛してない。怒ってばかりだもん。」
「担任の先生はいつもぼくのことばかり悪く言うから嫌い。学校行きたくない!」
といったことを悲しそうに訴える子が何人もいました。

愛されていないわけはないし、いいところもいっぱいあるはずなんです。
うまく伝えられていないから、本人たちが気付けないだけなんです・・・

大人はある程度自分を理解して、
よさを活かす方法を自分で見つけることもできますが、
子どもたちはやはり、周りの大人たちに褒められ、認められることによって
自信がつき、よさを知り、
自分を好きになっていけるのだと思います。

子どもたち一人ひとりが
”自分は価値のある人間なんだ”と思えるように・・・

私たちにできることは山ほどあります!