今月の研修は、6回シリーズの1回目・・・
発達障害への理解と学習支援についてでした。

日本では
まだまだ認知度や理解の足りない”発達障害”や”特別支援”。
子どもたちの心の声に気付いた保護者や現場の教師や民間団体が
それぞれ動き、地道に理解者を得ていくしかないのが現状です。

初めての土曜日開催ということで
家庭教師の先生以外にも
保護者、NPO関係者、障害者就労支援のお仕事をされている方など
たくさんの方々にご参加いただき、
後半の意見交換では普段は聴けない貴重なお話を伺うこともできました。

意見交換の中で感じたのは、
子どもと向き合っている大人一人ひとりは
日々の生活の中で子どもたちのことを本当に真剣に考え、
試行錯誤しながら孤軍奮闘しているのだということです。

そういう心ある大人が、今後も一人でも多く増えていくと同時に
それぞれがそんなに頑張らなくても
子どもたちが当たり前のように適切な支援を受けられる社会のしくみが、
大人たちが立場を越えて連携できるような、ちゃんと機能する制度が、
早くできれば・・・といつも思います。

30年以上前から個別の教育的ニーズに目を向け
特別支援関連に約7000億円の予算をつぎ込むイギリスでは
”社会人になるまで一貫した、長所を伸ばす教育”
という概念が広く行き渡っていて
子どもたちの間でも、発達障害があることや
支援を受けることが特別なことではないため
いじめやひやかしのようなことも起こらないといいます。

ちなみに日本の特別支援関連予算は、諸々合わせても
約464億円(23年度・LD学会会報より)です。
しかも前年度の527億円から63億円も減額しています。

この違いは単に国の経済力による差なのか、
意識による差なのか・・・

子どもが国の宝であることは
世界中どこでも変わりありません。