”被災地の子どもたちの明るさに救われる”
と報道で耳にする度、胸がキュウ~・・・と痛くなるのを感じます。

確かに彼らは元気いっぱいに駆け回り
友達とふざけたり笑ったり・・・エネルギーに満ちているように見えますが
一人になれば不安定にもなるし
夜眠れなかったり
大人の知らないところで泣いていたりするのです。

先日出会った中3の生徒さんたち。
全員自宅は流されて、家族に不明者も出ています。
そんな状況の中で受験です。
落ち着いて勉強に取り組めるはずがありません・・・

「もう今更頑張っても無理だと思って・・・」
「第一志望の高校はあきらめようかと・・・」
「夢はあるけどそれを叶えるのは現実的に難しいから・・・」

いまだに勉強どころではない毎日がそこにはあって
彼らは人知れず葛藤し、何かをあきらめそうになっていました。

毎週学習支援に伺っている生徒さんも同様で
頑張りたい気持ちはあっても勉強に打ち込む気になかなかなれず
家族からはプレッシャーを受け
泣きそうになりながら机に向かっています。

私たち大人は、無意識のうちに
「こんなひどい災害があったのだから
子どもたちは普段考えないことをたくさん考え
未来を切り開くために、精神的に大きく成長してくれたに違いない!」
と思い込んではいないでしょうか・・・?

その側面は確かにあり、とてもたのもしく思うこともありますが
それでもやはり、彼らはまだ子どもです。
自分の身に起こったことを整理できていない子が大半で
気持ちはあってもできないことも
どうすればいいかわからないことも
たくさんたくさんあるのです・・・

被災地の受験生にとって
今年は本当に厳しい、試練の冬です。

私たちは学習支援を通して目標達成はもちろん、
彼らの心理的負担を少しでも軽くすることができるよう
最善を尽くしていきたいと思います・・・!