先日の授業報告会で、ある先生から出たお話です。

数年前、何もかもがうまくいかず
とても苦しんでいた小学生のAさん。
自分の”できないこと”へのつらさが大きく、
自己肯定感は最悪の状態・・・
「なんで私を産んだの!?」
と親御さんに激しくぶつかることもあったそうです。

でも、周りの環境にちょっとした変化があったり
Aさん自身もご家族も諦めずに地道に歩んだ結果、
少しずつ好転し自己肯定感が根付き始めたようで・・・
つい最近、お母様に
「産んでくれてありがとう」
と言ったそうです。
「今は、毎日が楽しい」とも。
ずっと一緒に戦ってきたご家族も
ずっとサポートしてきた担当の先生も
どんなに嬉しかったことでしょう。

小学生という幼さで
心から「産んでくれてありがとう」と言えるほど
彼女は壮絶な体験をし、
そしてそれを乗り越えてきたのかと思うと
胸が締めつけられました。

でもここまできてくれて本当によかった。

もちろん一人ひとり状況は違いますが、
あれだけひどく苦しんでいた子が
ここまで回復でき得るという事実は
今、そうした子どもたちを見ている私たちを
大きく勇気づけてくれました。

数年単位、
もしかしたら数十年単位・・・
時間はかかるけれどそう簡単には崩れないような
確固たる自己肯定感を
皆で力を合わせて
一つひとつ育んでいきたいものです・・・