当財団代表の畠山が
日頃から大切にしているテーマの一つが
“子どもたちの自尊感情が育つ教育”。

先日、スタッフに向けた研修の中でも
その重要性をあらためて確認することができました。

自尊感情には大きく分けて
社会的自尊感情(Social Self Esteem)と
基本的自尊感情(Basic Self Esteem)があります。

社会的自尊感情は
他者から褒められたり成功体験から得られるもので、
基本的自尊感情は
ありのままの自分を認められる体験によって育つものだそうです。
自分にはいいところもダメなところもあるけれど
そんな自分を丸ごと受けとめられる、という感情。

社会的自尊感情は簡単に膨らみやすいけれども、
同時に、ちょっとしたきっかけで崩れやすい。
人生につきものの失敗や挫折、困難にぶちあたった時に
自分のペースで乗り越えられるかどうか・・・
そんな場面で
基本的自尊感情が健全に育っているかどうかが鍵になります。

この基本的自尊感情というものは
そう簡単に育てられるものではありません。
小さな頃からの日々の些細なことの積み重ねや共有体験・・・
家族の存在、関係性のあり方が最重要であることは確かです。
そして家族以外の重要他者との関わりもまた、
成長期にある子どもたちにとって大きな影響となり得ます。

じゃあ、毎日の何気ない生活の中で
私たち親にできることは何なのか・・・
子どもたちとじっくり向き合うチャンスのある、
私たち学習支援者には一体何ができるのか・・・

沢山沢山、考えさせられました。
各スタッフから出された体験談も
大変興味深いものでした。

ただ勉強を教えるとか
ただ安易にほめて伸ばそうとするのではなく
根底にいつも
“基本的自尊感情が育つ教育”
ということを意識して子どもたちと向き合う。
それができなければ本当のプロではないのですね。

難しいけれど一番大事な、
私たちの使命なのだろうと思います。