そういえば学校生活を思い返してみると、
”困っていたこと”が自分にもありました。

毎日必ず忘れ物をすることです。

少しくらいなら誰にでもあると思いますが、
私の場合毎日、2~3個は必ず忘れ物をしていました。
特に多かったのは教科書、筆箱、名札、宿題・・・
学校の帰り、ランドセルを背負わずに帰宅して
電話が来るまで気付かなかったこともあります。

ある学年でとても怖い先生が担任になったときには
学校で忘れ物に気付く度、私は真っ青になっていました。
毎日毎日怒られて、自己嫌悪に陥って
反省して「もう絶対しない!」と気をつけても
また同じことを繰り返す・・・
呆れ果てた先生に、謝っても無視されたこともあります。

今考えれば、何かチェックリストのようなものを作って
確認するようにすれば解決できていたのかもしれませんが・・・
母も、私がそんなに困っているとは知らなかったと思います。

そして実は今も、
その癖は時折私を悩ませます。

家庭教師の仕事で生徒さん宅に伺った際、
自分のペンや消しゴムや手帳などを置き忘れて帰ってしまうことはしょっちゅうで
バッグも何も持たずに仕事に出かけることさえあり
先日は生徒さんから
「先生、ティッシュ箱忘れてったよ~!大事にとっておくね。」
というメールをもらいました・・・
風邪気味で鼻水がすごかった日ですね。

家でも、買ったばかりの物を紛失して
そのうち何を探していたかさえ忘れてしまったり、
印鑑や大事な書類を失くして
冷や汗をかきながら家で探し回ることもよくあります。

ちょっと種類は違うかもしれませんが、
こんな些細なことでも学校生活においては困っていたわけなので
読み書きに困難があったり
コミュニケーションに困難があったりして
しかも日常的に怒られ、理解されない状況が続けば
それは子どもたちにとって大きなストレスになるのは当然です。

「頑張ればできるはず」という叱責ではなく
何か改善のための具体的な方法を示すことが大事で
それを困っている本人と一緒に考える姿勢が
周りの大人に求められることなのだろうと思います。