先日、
畠山からそっと手渡された一冊の絵本、
”ラチとらいおん”。

怖がりで弱虫のラチは、実はパイロットになるのが夢。
でも犬も、暗い部屋も、友達さえもこわくていつも逃げて泣いてばかり。

ある朝、目を覚ますとベッドのそばに
ちいさな赤いライオンがいました。

ライオンはとっても強くて
いつもラチにいろいろなことを教えてくれます。
ライオンがついていてくれると思うと
勇気が出てきました。

そしてラチは強く成長し
気付いたらライオンがいなくても頑張れる自分になっていました。

ライオンは心温まる手紙を残し去っていきます。

寂しくて泣きますが、でももう以前のラチではありません。
”きっとライオンは自分を自慢に思ってくれている。だからぼくはもう、何も怖がらない!”

ラチはきっと、いつかかっこいいパイロットになれるでしょう・・・
というお話。

なんとなく先が読めていながらも
ライオンの言動にちゃんと意味があることと
(ライオンは一緒に体操をしたり怖い所について行ってくれただけで、
 何かを代わりにしてあげたわけではありません。)
ラチがライオンを落胆させないよう
一人でも力強く生きる覚悟をしたのが切なくて
「深いなぁ~・・・」と感動してしまいました。

ありのままの自分を受け止め一緒に頑張ってくれる人がいる、ということは
どれだけ力になり、人の可能性を広げてくれることでしょう。

いつか別れは来るけれど
会えなくなってからの人生も
その人のことを思えばどんな試練も挑んでいけるような
・・・皆さんはそんな人と出会いましたか?

私には少なくとも二人います。
一人は7年前に他界し、もう一人は今も行方不明ですが。


私たちは、学習支援を通じて出会う一人ひとりの子どもにとって
そういう素敵な存在になれたらいいなと思います・・・!