12月23日・24日、仙台青葉学院短期大学にて
「大切な人を亡くした人をサポートするファシリテーター養成講座」
が開かれました。

ファシリテーター(facilitater)とは
”手助けする人”という意味の言葉で
teacher(教える人)でもなく leader(引っ張る人)でもなく
そばに寄り添ってその人が回復していくことを見守り
必要なときは手助けをする存在・・・
というものだそうです。

私たちの行なっている遺児支援にも
直接関係する大切な要素が含まれていると感じたので
私も参加させていただきました。

2日間通して、
本当にとても貴重な情報、大切なポイント、考えさせられる内容が盛り沢山で
とてもとても一度に記すことはできないので
特に心に残った点を、数回に分けて書いていこうと思います・・・

まず最初に、精神看護学が専門で
仙台グリーフケア研究会事務局長でもある高橋聡美先生の基調講演
「311震災における遺族心理の特徴とその支援の実際について」
の中から、今回はキーワード(キーセンテンス?)を1つだけ。

”悲しみは
真実のこころの拠りどころが確立されることによって
徐々に乗り越えられていく”。

あぁ、その通りだなぁ・・・と胸に染み入る言葉でした。

私たちは震災後、いろいろな方法で被災した人を支援しようとしています。
それがお金でも、物資でも、歌でも、その根底にはきっと
”傷ついた心が少しでも癒されますように”という願いがあるはずです。
心のケアを目的に、全国から(海外からも!)やってきてくれる方たちもいます。

ただ、支援する側が忘れてはならないのは
”その支援によってすぐに立ち直ったり、乗り越えられたりするものではない”
ということです。

心の中に開いた大きな穴を埋められるだけの何かを見つけるまで
何年も、何十年もかかる人もいる。
私たちはそれを導いたり教えたりするのではなく
ただ、そばにいて必要とされるときに手助けをする・・・
そういうスタンスで取り組むことって、とても大事なことなんですよね。

乗り越えていくのはやっぱり、その人自身でしかないので。

じゃあ、その”手助けをする人”に
必要な心構えって何でしょう・・・?

それについては次回また・・・