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画面をドラえもんの顔に――「ドラえもんiPhoneアプリ」Yahoo!が期間限定配信

ヤフーが「大人のためのドラえもん特集2010」公開に合わせ、16個のiPhoneアプリの配信を開始した。すべて無料で、16本をそろえるとiPhoneの画面に大きなドラえもんが現れる。

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ヤフーが2月1日、特集ページ「大人のためのドラえもん特集2010」を公開したのに合わせ、期間限定でiPhone/iPod touch向けのアプリの配信を開始した。アプリは無料でダウンロードできる。

 大人のためのドラえもん特集2010は、今年で30周年を迎えるドラえもん映画が3月6日に公開されるのに合わせてYahoo! JAPAN内に公開された特設ページ。映画の舞台となっている「海」にちなんだ原作マンガ19話を無料配信しているほか、Internet Explorerに組み込めるYahoo!ツールバー(ドラえもんオリジナルツールバー)をインストールして、「ドラえもんじゃんけんゲーム」に勝つと、さらに11話の中からランダムで1話が無料で読める。また、気分に合わせておすすめひみつ道具を教えてくれる「ひみつ道具ソムリエ」で遊べたりと、ドラえもんに関するさまざまなコンテンツが楽しめる。

 アプリはこの特集の一環として配信されているもので、電卓アプリ「ドラ電卓」、バッテリー残量を教えてくれる「ドラバッテリー」、ドラえもんとハリ坊の「ドラ時計」、10分、5分、3分のカウントダウンができる「ドラキッチンタイマー」、ドラえもんとじゃんけんできる「ドラじゃんけん」の5本と、11話分のコミックが用意されている。

 全タイトルをダウンロードすると16本となり、iPhoneの1画面がドラえもんのアプリで埋まる。なんとこのアプリのアイコンがパズルのようになっていて、ちゃんと並べると画面上にドラえもんが現れる。

 いつか誰かがやると思ってはいたが、まさかこんな国民的キャラクターがその快挙を成し遂げるとは……。画面に余裕がある人はぜひ試してみてほしい。

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1002/01/news101.html

花粉予報を確認できるiPhoneアプリ「花粉レーダー」

アップフロンティアは、毎日の花粉予報を届けるiPhoneアプリ「花粉レーダー」の配信を開始した。App Storeからダウンロードでき、価格が1ダウンロード115円。

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 今回配信が開始される「花粉レーダー」は、同社が日本気象協会と共同で提供している「天気予報API」の花粉指数を取り込み、5段階で飛散情報を配信する。また、ユーザー同士で花粉情報を発信したり共有したりできるGPS連動の「つぶやきボード」も用意されている。

 同社が今後も、天気予報APIを活用したアプリを展開していく予定。

「邪悪にならないGoogle」は嘘、Adobeは怠慢――Jobs氏発言

米Apple社は1月27日(米国時間)に『iPad』を発表した(日本語版記事)。こうした大きな発表の数日後に、最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏は時間を作って、本社タウンホールを訪れることが多い。同氏を前にして立ち上がる勇気がある従業員から、質問を受け付けるのだ。

その会場にいた人物(同社によりメディアへの発言を禁じられているので名前は明かせないという)によれば、Jobs氏はずいぶん率直な言葉使いをしたようだ。

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Google社について:
われわれは検索ビジネスに参入しなかった、あちらが電話ビジネスに進出してきたのだ、とJobs氏は語った。Google社は間違いなくiPhoneを潰したがっているが、われわれはそうはさせない、と。
誰かが違う話題で質問したが、Jobs氏は止まらなかった。まずあの質問に戻って、もうひとつ言わせてほしい、と。あの「邪悪になるな」(Don't be evil)というお題目[Google社の社是とされる]、「あれはまったくのデタラメだ(bullshit)」。会場はどよめいた。

Adobe社について:
まず、背景事情を説明しよう。iPhoneはもう3年ほどもの間『Adobe Flash』に対応していない(日本語版記事)が、iPadでもそれは変わらなかった。
Appleファンの中にはこの対応を、ウェブで最も抜け目ないツール、言い換えれば、こぎれいなデザインを作成するために過大評価され乱用されているFlashへの一撃として称賛する者もいる。
Jobs氏は今回、Adobe社について、「怠慢だ」と語った。面白いことをやる潜在力があれだけあるのに、やろうとしない。何をするにしても、Apple社が採用しているアプローチをとらない。Carbon[従来のMac OS用アプリケーションをMac OS X向けに移植しやすくするために開発されたAPI]がそうだ。
Apple社がFlashをサポートしないのは、バグが多いからだ。MacがクラッシュするのはたいていFlashが原因だ。Flashは誰も使わなくなる。世界はHTML5へ移行している、と。
その「世界」には、もちろんGoogle社も入っている。同社は先週、幾分謙虚な開発によって、『Google Voice』のHTML5バーションを発表し、iPhoneに搭載されたモバイルSafariを最大限に活用することにした。つまり、Apple社はiPhoneアプリ審査でGoogle Voiceを通してこなかったのだが、これをうまく回避したのだ。Apple社が承認も、公式な拒絶も行なっていないアプリを、Google社が見事に変化させたものだと言えるだろう。

もちろんこれは、これからはモバイルアプリではなくウェブベースのアプリケーションの時代になるという、Google社が公言する見方(日本語版記事)にも沿ったものだ(もっとも、Androidにもアプリのマーケットプレイスはあるのだが)。HTML5のようなウェブベースのアプリケーションのほうが、はるかに見込みがあるのだ。

Jobs氏は、自社スタッフを焚き付けるという意図についてはうまくやったと思うが、自分が望む未来が自分の首を締めないよう、気をつけたほうがいいだろう。

更新:
1月31日午後4時20分(東部標準時)。会場にいたほかの人物(この人もメディアへの発言を許可されていないため匿名を希望している)は「bullshit」という引用に異議を唱えている。

同氏によると実際のJobs氏の発言は、bullshitではなく「load of crap」[crapは「糞」「たわごと」「くず、がらくた」。なお、bullshitは字義どおりでは「雄牛の糞」「たわごと」「でたらめ」]というものだったらしい。最初に『Daring Fireball』が伝えた情報と同じだ。

またJobs氏は、Adobe社、少なくともかつてのAdobe社のあり方については称賛していたという。これも、Daring FireballのJohn Gruber氏が読者の「小鳥さん」から最初に入手した情報と同じだ。

[日本語版:ガリレオ-緒方 亮/合原弘子]
WIRED NEWS 原文(English)
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