みなさん苺のショートケーキを思い浮かべるでしょう。
間違いなく日本人の好きな赤と白の色合いと、全体的なやさしい味わい・・・
特にデコレーションケーキには苺が乗っていないとさみしい気持ちになります。
どうしてフランスで受けないのかが理解できないぐらい、私も大好きな組み合わせです。
しかし、だれもが好きなショートケーキにもひとつ問題が????
それは苺
です。とうぜん苺のショートケーキにはフレッシュの苺を使います。
果物のなかでは、季節を問わず比較的長い期間、国内で栽培されているフルーツなのですが、さすがに4・5月の旬を過ぎたころから、産地が関東圏から涼しい東北・北海道と移行していきます。
この時期、国産にこだわるか、USAの輸入品に切り替えるか、とても迷う時期です。
国産のほうが信頼できる気がしますが、必ずしも安定しているわけではなく、USAのほうが味的に安定していると思うときもあります。
と、言う訳で・・・
コンディションがいまいちの苺はホドホドにして・・・
パティスリール・ポワソンでは
夏バージョンとして
メロンショートケーキ

を販売いたしております。
とはいえ、いつもお店に並んでいる訳ではありません・・・
メロンも白桃もアタリハズレがあり、食べてみないとわからない、というフレッシュフルーツの難しさがあります。
メロンはどんなに高級品を買っても「食べ頃」をはずすとイマイチです。
白桃は市場で販売されている価格と味が必ずしも一致しているわけではありません。
なるべく美味しい果物を選ぶために、同じ産地と同じ品種、欲を言えば「~さんが作りました」というのを選んで買っているのですが、それでも皮をむいて食べてみてガッカリする事もあります。
ショートケーキの王様はやはり苺ですが、「旬を食べる」という意味では、白桃やメロンも魅力的なショートケーキです。
