LGBTとこれから深く関わる人たちに伝える in 奈良 | 高野 晶 オフィシャルブログ 「My way.」

高野 晶 オフィシャルブログ 「My way.」

100人の女性に選出された性同一性障害・LGBTアクティビスト、ビューティー&スピリチュアルカウンセラー高野晶のブログ。「美しく」「自分らしく」生きるパワーを「楽しく」伝える。数秘占いカウンセラー・レムリアンヒーラーとして「心から幸せになる」ヒントも満載♪

時間差のブログを連発するが💦これまた先月のこと。
 
5月20日㈯。
奈良女子大学性同一性障害とLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)についての講義をしてきた。
 
私が近畿大学で、先生方のためにお話をさせていただいたことがあっ他のだが。
↓その時のブログはこちら
私の話を聴いてくださっていた先生が、今回は奈良女子大学に講師として招いてくださったのだ。


初めての女子大。爽やか🎵
いつもサポートしてくださる近畿大学のY先生と共に。
 
今回は奈良女子大の学生さんというより、臨床発達心理士対象の講義だった。
参加者は元々お仕事で、比較的に人の心に深く関わっている
児童相談所、福祉施設、または学校などでカウンセラーやスクールカウンセラーに準ずるお仕事をされている方が多いのかな?
もしくは、これからそういう仕事に関わっていく人たちだ。
 
私は養護学校でも性同一性障害を中心に、LGBTについて、多様なセクシュアリティについて講演をさせていただいたことがある。
私は何らかの障害がある人たち(特に子供たち)にとって、周りで接する大人たちが多様なセクシュアリティについて知っておくことはとても重要なことだと思っている。
自分で自分のセクシュアリティを自覚し主張できる大人や一般的な子供たちに比べ、障害のある人たちにとってそれは難しいことだ。(本人が自然に受け入れていても、周りにうまく伝えることが難しい。)

LGBTの子供や障害者が自然に生きやすい環境があるとしたら、それは多様なセクシュアリティを受け入れている大人たちが沢山いる環境🌈✨なのだ。
 
まず、実際に身近に存在していることを知ること。今はLGBTに関する知識はネットで調べれば簡単に見つけられる時代(正しいかどうかは別として。)。
あとは何が足りないかというと、「実感」だろう。LGBTの真実を知ること
実際に自分の目の前で観て、実情を聴く。TVやメディアの中の話ではなく、一般社会の当事者たちのことも知って欲しい。
 
LGBTの人たちはTVの中ではなく、一般社会で生きている人が断然多いのだ。
LGBTのほとんどが一般人だいうことを知らない人も未だに多い。
 
「私は今まで会ったことがありません。」
と、言う人も多いのだが、本当はそんなことはない。
気づいてないか、当事者がカミングアウト出来ない状況にいるか、のどちらかだ。
少なくとも、今まで視界のどこかにはLGBTが入っていたはず。
見て分からなくても、人知れずにLGBTは一般社会で生きている
 
「LGBTの子供がいたら、私は何をしてあげたら良いですか?」
と、質問された。
私は何かトラブルが発生してない限り、特別何かをする必要はないと思っている。
LGBTに対してポジティブな言葉を発したり、LGBTについて書かれた書籍を教室に置いてみるとか、ふんわりと何気なくサポートする程度で良い。
 
子供にとってはセクシュアリティに関しての障害も、心の成長のためには必要なことなのだ。
すべてを大人が保護して過保護にすると、協調性も育たないし、社会に出た時の忍耐力やコミュニケーション能力も身につかないだろう。
 
大人はLGBTについて正しく知り、実感して、ちゃんと心で受け入れることが大切。これはもう子供のことではなく、大人として自分自身が必要なことだ。日本はその意識が低すぎるだけ。
 
多様なセクシュアリティを受け入れられている人とそれが出来てない人とでは、何気ない態度や言葉がLGBTの子供にとって「前向きに生きていく勇気」にもなれば、「カミングアウトを阻むトラウマを植え付ける凶器」にもなる
 
まだLGBTについて「よくわからない」し、「気持ちが悪い」と正直思っている人がいるなら、そのほとんどは無知からくるものなのだ。
ちゃんと知れば、腹が据わる
それでも気持ちが悪いと思ってしまう人はLGBTが自分を性的対象として見ているという自意識過剰か(LGBTにも好きなタイプってあるからね。誰にでも興味がある訳ではない。私なんか最近はほとんどの男性がタイプじゃないし(笑))、自分の中にLGBT的要素があるのに我慢して押し殺しているか(このパターンすごく多い。男らしさや女らしさを無理に押し付けられて生きてきた人。自分は我慢して生きているので、そうではない人のことが腹立たしいのだ。)、のどちらか。
 
私は子供のころ、「勇気」も「トラウマ」も両方与えられた。
大人の無意識の言葉って、本当に残酷。
大体笑いながら言う。
無意識な大人にとってのLGBTは、TVの中だけではなく一般的なLGBTに対しても(ここ、いつもオートマチックね💧)、TVの中の笑わせてなんぼの「オネエ」のイメージえ出来てる。
笑って良い存在なのだ。
 
昔はLGBTであることを、あえて逆手にとって道化になる生き方しかなかったのかも知れない。(今でもある。ふざけて明るく笑いに変えてしまった方がいいじゃない🎵という風潮。)
昔はそうだったかも知れないが、今もこれからもそんな生き方しか出来ない時代ではない。
自分のセクシュアリティを笑いに変える仕事があっても良い。それがLGBTにとって全てだと思われるのは間違っている。(私はTVに出るオネエキャラの人たちも楽しくて好き💛だが。)ただ、そのキャラは本人が決めることであって、周りが強制するものではないのだ。
実際、TVに出てるオネエたちだって、仕事のために必要以上に演じてる人も多いはず。
 
職業選択の自由はLGBTにもあるのだ。
これからの時代はLGBTの当事者は、自分が本当にどう生きていきたいのか、軸をしっかり持って生きていいかないといけない。
 
古いLGBTのイメージに流されて生きていると、いつまでも社会は変わらないからね。
今の社会がLGBTに対してまだまだ開かれてないのは、LGBTのみんなに責任がある。もう他人のせいには出来ない時代
 
本当に嫌なことは「それは嫌です。」「それは違うんですよ。」「それは偏見ですよね。」と、間違いを正していく勇気が必要だよね。(感じよく言ってね🎵それがすごく大事。イメージUP作戦だから。)
自分の身の周りだけでも良い。日本のLGBTだって、実はすごい数いるのだ。塵も積もれば😉✨
 
とは言っても、LGBTはどう転んでもマイノリティ(少数派)。その他のマジョリティ(多数派。ここではノーマルの男子、女子のこと。)の理解とサポートは必須
サポーターになってくれた時の力はとても大きい
 
今回、私の講義のサポートをして、一緒に講師をしてくださったY先生もパワフルなサポーターの1人。
Y先生は妻子あるノーマル男子。昔は私と同じ中学校にいた若手のガチガチに厳しい先生だったのだ。その頃のY先生はセクシュアリティやジェンダーに対してもガチガチの「男は男らしく!」というオーラを発するタイプの人だった。
それが今では私がいなくても、LGBTに関する講義が出来るくらいだ。
 
Y先生が変わったのも、一般社会で生きる沢山のLGBTの人たちと出会い、実際にコミュニケーションを取るようになってからだ。
LGBT、色んなセクシュアリティの人がいて、それぞれが「自然」で「普通」だということを実感したのが良かったのだろう。
 
当時、香川県教育委員会にいたY先生がLGBTの子供たちのために、LGBTをリアルに知るために、LGBTのサポートグループ“PROUD”に一人で飛び込んできた勇気を私は今でもリスペクトしている。
 
奈良女子大でY先生と私の講義を聴いてくださった方々も、今回の講義がきっかけで、性同一性障害やLGBTについての意識やイメージが多かれ少なかれポジティブに変わったのではないか、と思う。
 
そうやってポジティブに変わってくれた人の一人が奈良女子大のY本先生。彼女のおかげで、私はまた沢山の人に出会い、性同一性障害の当事者として伝えることが出来た。ありがとうございます。
 
今までの人生、性同一性障害の当事者として、沢山苦労もしたが(本当に…😢)、その私の人生の経験が人の心を動かした時、すべて意味があったのだ、と感謝出来る
 
苦労は後で人のために活きるのだ。
苦労を人のために活かせてない人は、ずっとアンハッピーかもね💧
それだけが開運の鍵なのだ。
 
普段はエステティシャンをしていて、こうして社会的な活動家でもある私は、実はスピリチュアルなカウンセラーでもあるのだ。(多才でしょ🌈)
講義が終わった後、いい感じのカフェ“cafe WAKAKUSA”に先生方といって、スピリチュアルな話にもなったのだが、セクシュアリティはまさにスピリチュアルなものだと思う。
 
この発酵バターとハニーレモン&ココナッツミルクジェラートのクレープおいしいよ💛奈良女子大のみんな、WAKAKUSAへGO!
実はスイーツ男子なY先生も美味しそうなパフェ食べてる(笑)
 
スピリチュアル的には自分のセクシュアリティは、生まれてくる前に自分で決めて生まれてくると言われている。
LGBTに生まれてくる人の心は本当は弱くはないのだろう。過酷な人生をあえて選んで生まれてくるのだ。
途中で人生ドロップアウトして、死んでしまいたくなる人もいるだろう。私も昔、その一人だった👼💦
でも。神様からしたら
「いやいやいや💦アンタがやるって言ったんでしょが!⚡」
って、話なのだろう(笑)
 
だから、今、死にたいと思っている人は思い直して。
よくよく考えてみて実はそんなに弱くないはずだから。
 
辛いことが多くて、まだハッピーな思いもしてないのに死んでしまうのは、損だ。
私は苦労した分、これからハッピーなことを沢山経験するわ(笑)勿体ないもんね!
 
講義後のカフェに大阪府の福祉部障がい福祉企画課の方が案内してくださったのだが、彼女とはビューティー&ガールズトーク。それが私の一番自然な姿かも知れない。そうして、性同一性障害の人が実際はどんな人なのか実感していただくのが、やっぱり一番だと思う。
 
これからの日本で、自然に自分らしく生きていける人がどんどん増えていくことが私の未来のイメージ。なるべく子供の頃から、それが出来る環境作りを手伝いたい。
それは子供だった頃の私を癒すことにもなっている気がしている。
 
奈良女子大学で私の講義を聴いてくださった皆様には、LGBTの子供たちに「トラウマ」ではなく「勇気」を与える大人になって欲しい
進化した大人のY先生と私の話が心に残って、いつかLGBTの人たちに出会ったときに再起動しますように💖
 
今回、私を香川から奈良まで招いていただいて、このような機会を与えてくださった奈良女子大学の先生方、Y本先生、そして、私をいつもサポートし続けてくださる近畿大学のY先生、ありがとうございました。
今回もまた、人とのご縁に感謝
 
人との出会いで人生は変わっていく。引きこもりになっているLGBTの人たち、人とつながることをやめないでね。自分を受け入れてくれる人は、こちらから心を開くと現れる。その勇気は自分にしかない。ちゃんと備わっていると思うよ、スピリチュアル的に✨(笑)
 
そして、実際に動いて会うのが一番。
 
私もまだまだ動くよ。でも、最近引きこもる時もあるの…
疲労でねぇ!!!(笑)
アラフォーだから、段々疲れるんですよ💧人生ほんと有限だわ。ぼやぼやしてる暇なし。
 
Thank you & LOVE,
晶☆
 
 

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