状況と思考と感情には密接な関係があります。


私は自分で言うのもなんですが、怒ることがありません。

瞬間的に怒りの感情がでても、長続きすることがなく、潮が引くように納まっていきます。


そんな私が、つい「イラッ」とくることがあります。



先日、大阪の地下街でのこと、

急に用をたしたくなった。


がまんしつつ、トイレを目指して早歩きしていると、

道を塞ぐように、4人連れの若者が横一列にゆっくりと歩いている。


その瞬間「イラッ」と頭にくるのを押さえ、少しの隙間を割るように4人を抜き去ってトイレに駆け込んだ・・・・


なぜ、「イラッ」と怒りの感情が出たのか?

それは、急いでトイレに行かなければならないという状況と

4人の若者が道を塞いでいる。という思い込み「思考」が組み合わさって

怒りという感情に結びついた。



トイレに急ぐ  という状況でなければ、「イラッ」としなかったし、

道を塞がれた  と思わなければ、若者に対して「イラッ」としなかった。

はずです。



この3つのどれかを変えると、ほかの2つも連動して変わる。