今年読んだ本の備忘録
もう数日で激動の2011も終わりますね。
おかげ様で今年もLDFSは沢山お仕事させて頂けまして、
感謝の一年でした。
そんな仕事の合間に読んだ本の中で印象に残った数冊について
個人的な備忘録的なかんじなものを書きます。
購入の参考とかにはしないで下さい。
やりたい放題のblogでごめんなさい。
苦役列車
芥川賞を受賞した記者会見でもっさりした作者が
「これから風俗行こうとしてた所で、、友達も居ないし、、云々」
とか言っていたのが印象的で、いつか読んでみようと思ってた一冊です。
本人に起因するところばかりではなく家庭環境とか、血筋とか、
貧困になるべくしてなってしまい、その日常から抜け出す事もできず
もがき続ける男の心の慟哭とでも言おうか、、
人生のスタートラインは決して平等じゃないんだな。これが。
マイナス因子に囲まれた環境に置かれても強い人間は
まっとうかそれ以上に立身出世もできるでしょう。
しかし弱い人間はどんどん沈んでしまう。
でもそんな弱い人間だって恵まれた環境に居れば
違う未来があったのかも、と思ってしまいます。
「たら、れば、論だよ、」なんて軽く言えるのは
運を持ってるヤツ等だけさ。
でもこの作者の性格からか、読み終わってあまり陰々滅滅な気持ちにはならなかったです。
最初書店でこの本が見つからなくて、な~んでかな?と思ってましたが、
”使役列車”と探してたので見つかる訳ないです。
苦役列車だし。
しかし、、、、、
映画化ですかぁ。。。
異端の数ゼロ
新しい理論なんか唱えようもんなら、それが正しかったりして
自分達の既存の理論が破たんしようものなら殺されちゃうとか、
時に人間の愚かさゆえ文明は進化を停滞させられたりしてたんですね。
数学っていうのはかつて宗教や政治まで根深く関係していた事や、
九九が二桁の段まであるインドはやっぱ昔からすごいんやな、とか、、
ZEROと言えば暴走族しか知らんかった私も少し大人になれた本でした。
フェラーリと鉄瓶
イタリアのカロッツエリア、ピニンファリーナ社で
エンツォフェラーリのデザイン総指揮をした奥山清行氏の著書。
世界を股に掛けたその行動力に脱毛、
じゃなくて脱帽。
海外で仕事した人って必ず日本を強く意識しますよね。
そしてこのお方も帰国して故郷の山形の職人技の美学や技術力を感じ、
薄肉鋳物で和鉄ポットなんか作ってます。
職人万歳!日本万歳。
私はF40が一番かっこいいと思います。
フェルマーの最終定理
この本は買ったもののまだ読んでないけど
理解できるかどうか自信が無い一冊。
n≧3の場合、xn + yn = zn となる自然数x,y,zは存在しない。
17世紀のフェルマーっていう数学者が残したメモ書きに端を発する数式で、
これを証明する事に挑み廃人になった数学者は数知れず、
そんな中で1995年(ころ?)プリンストン大学のアンドリューワイルズという数学者によって
遂に証明されたのです。
しかし、これが本当に理解できる人間は世界に10人も居ないっていう
超ムズな定理であり、私のごとき一介の革職人などには到底理解できますまい、なのだ。
でも、32 + 42 = 52 というのは成立する
というところまでは理解できます。
ここが平川の限界です。(><)
さて、どこかに面白い本はありませんか?
好き嫌いを言わないで色々なジャンルを読みますので
お勧めの本があったら教えて下さい。