LDFSじゃない季節ですね
暑い日が続きますね。
こうなると例年一日一本以上ガリガリ君を食べてしまいます。
多い日は三本イキます。
おととしの夏はLDFSの三人だけで100本以上食べました。
だけど一本もあたりが出なくて当時中野のコンビニに、
「ほんとは当たり無いんじゃないんスか?」とT君が聞きに行ったくらいです。
真相は単純におそろしくクジ運が無かっただけのようです。![]()
あとその年、青梅街道沿いの100円ショップに、
「今度の祭日、当店にガリガリ君がやって来る!」
という告知看板を発見して、
いまだに見に行っておけば良かったと後悔しながらガリガリする日々です。
だってリアルガリガリ君に会う機会ってあんまり無いですよね。
最近BLOGが更新されていない
とご心配のメールを頂いてしまいました。
すみません。
元気です。
超元気です。
という事でレザパン縫製の様子でも書きましょうか。
馬革です。馬は頸が長いです。
向こう側がクビ側で、上に乗せてるメジャーが2メートルあります。
これを使ってオーダーのレザーパンツを作ります。
一本でこの革一枚使います。
染色はアニリン仕上げです。
アニリンは皮革の下地が透けますので
良い原皮じゃないと使えないです。
これに対して顔料でウレタンコーティングするのが一般的な皮革です。
こちらは原皮の傷が隠せますけど風合いも隠れちゃいます。
爪で引っ掻いてみて色が薄く変化するのがアニリン仕上げです。
豆知識なので友達に自慢して下さい。
で、この馬革はクロムなめしの後タンニンで再鞣(さいじゅう)してます。
こうすると伸びで薄くならないで厚みが保たれます。
カチっとした風合いも出ますよ。
でも水濡れするとシワになりやすいから注意して下さいね。
この革は風合いがいいです。
自分のレザージャケットを作ろうと思って
染めてもらいました。でもまだ縫ってないです。
っていうか前回のこの自分レザジャケの時みたいに裁断から完成まで5、6年!
なんて事は避けたいです。
この画像は裁断しはじめ当時東中野の作業場にて撮影しました。
この状態で手つかずでほっておいて。
6年後中野で完成。
自分のだからって後回しにしてたらこんなかかってしまいました。
まあレザジャケの話は置いておいて、
最初の写真の馬革はレザーパンツになりました。
全体像の写真は撮りわすれました。
フルオーダーなのでパターンも一本一本引いてます。
途中に接ぎの無いレザーパンツはいいですよ。
もちろんどんなデザインでも作れますが、
シンプルなデザインで使用する革に拘るっていうのが
永く穿けておすすめです。![]()



