少しずつ、体に異変が出始めた

——2023年2月。

とんど焼きが終わった頃から、自分の体に異変が出始めた。

左足が痛む。

最初は「疲れかな」と思っていた。

でも、次第に違和感は無視できないものになっていく。

20代の頃の“あれ”が、また来た

原因には心当たりがあった。

——椎間板ヘルニア。

20代の頃に一度患ったことがあり、その時はかなり苦しんだ記憶がある。

ただ、前回と今回では状況が違った。

前の時は、立っている間は比較的楽だった。

座ると痛い。

そんな状態だった。

でも今回は違う。

立っていても痛い。

座っていても痛い。

常に左足へ痛みが走るようになっていた。

「動けない」という現実

幸いだったのは、大きな年度内行事が一通り終わっていたことだった。

ただ、それでも問題は大きかった。

——動けない。

それによって、総務委員会への参加すら難しくなってしまったのだ。

一番大事な時期に、参加できない

しかも、この時期は年度の切り替わり。

今年で抜ける総務。

来年度から新しく入る総務。

その両方が集まり、引き継ぎや顔合わせをする大事なタイミングだった。

本来なら、自分もそこにいなければならない立場だった。

でも、参加できない。


1年前の話はこちら

 

この時の不安はかなり大きかった。

なにせ、その時点では、

「自分の体がいつ動けるようになるのか」

全く見通しが立っていなかったからだ。

そして、その先には“会長”という役割が待っている。

正直、

“こんな状態で、本当に会長なんてできるのか?”

という不安しかなかった。

LINE通話越しの総務委員会

結局、総務委員会にはLINE通話で参加する形になった。

ただ、これもなかなか難しい。

聞こえる時もあれば、聞こえない時もある。

誰が話しているのか分からなくなることもある。

現場の空気感も伝わりづらい。

「参加しているけど、完全には把握できない」

そんなもどかしい状態だった。

次年度最大の議題

その頃、大きな議題になっていたのが、秋のバザー行事についてだった。

もし次年度、コロナ対策がさらに緩和された場合——。

地域と合同で行う“本来のバザー”を復活させるのか。

そして、恒例だった“熱気球”を再び上げるのか。

これがかなり大きなテーマになっていた。

「やりたい」だけでは、できない

もちろん、熱気球にはかなりの費用が掛かる。

さらに、児童数は年々減少している。

その状態で利益が確保できるかが怪しい。

だからこそ、

「本当に運営できるのか?」

という不安の声も多かった。

やりたい気持ちはある。

でも、“続けられるか”は別問題。

地域行事を維持する難しさを、少しずつ実感し始めていた時期だった。

結論は、持ち越しに

最終的に、この時点では結論は出なかった。

「一旦、要検討」

という形で、話は持ち越し。

ただ、自分の中では別の問題の方が大きかった。

——果たして、自分は来年度、本当に動けるのだろうか。

そんな不安を抱えたまま、年度末が近づいていった。