この季節によ~く登場する言葉に「ご自愛ください」があります
いやぁ、つい先日までの気が遠くなるような暑い毎日の中で、
よくいただき、且つ発信しました。
考えてみると、一年の中でこの季節に頻繁に使用し、
あるいは体調を崩された方へ、伝えずにはいられない結びの文言です。
私の場合、用い方としては、
「暑い日が続いていますのでご自愛くださいね」
「無理せずくれぐれもご自愛くださいませ」
って感じかな
そもそも「自愛」の意味は、
”自分を大切にすること。自分の健康状態に気をつけること”
なので、
ついやってしまいがちな
「お身体をご自愛ください」
は、重複表現となりNGなんですね
ところで「健康」とは、
・身体が健やか
・心が安らか
な状態をいいます。
案外”心”がなおざりになっていることが多く、ともするとバランスを崩してメンタルヘルス不調に陥ってしまう可能性も否定できません。
”身体”の状態は、自分でも他の人からでも注意が向きやすいのですが、
”心”の状態は、なかなかそうはいきません。
では、自分の心が安らかになるにはどうしたらよいのでしょうか?
Let It Go~
まずは”ありのままの自分”を認めてあげましょう。
・もしかしたら、今不幸のどん底にいる自分
・もしかしたら、誰かを殺したいほど憎んでいる自分
・もしかしたら、今朝寝坊をして遅刻した自分
そんな自分を、最低だとか、救われないとか、ダメ人間だとか、
嫌ったり、責めたり、否定しないで、できること・できないこと、ひっくるめた自分をそっくり丸ごと認めてあげましょう。
それが良いとか悪いとか、どのレベルにあるかとか、評価しない、否定しない、自分自身を攻撃しないで、今あるがままの自分を認めて愛してあげましょう。
そう、自分の価値を十分に感じることができれば、自分を犠牲にしたり批判することがなくなり、対人関係でも批判・比較・競争・嫉妬といったものがなくなっていくので、人間関係がよくなっていきます。
どうしてそのようなマイナス思考に至ってしまうのか、
解決のヒントは『自分中心』の考え方。
くれぐれも≠「自己中心」
・面倒な仕事はいつも私に
・どうして私にばかりトラブルが
……「自分ばっかりツライ地獄」から抜け出す秘訣が、
「どうして私ばっかり」と思ったとき読む本
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-67848-1
損している気分が「満足感」にかわる“自己中心心理学”
http://shuchi.php.co.jp/article/1083
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心理カウンセラーの石原加受子さんが提唱する「自分中心心理学」が必見です。
~「自分中心心理学」を提唱する心理相談研究所オールイズワン代表。日本カウンセリング学会会員、日本学校メンタルヘルス学会会員、日本ヒーリングリラクセーション協会元理事、厚生労働省認定「健康・生きがいづくり」アドバイザー。「思考・感情・五感・イメージ・呼吸・声」などをトータルにとらえた独自の心理学で、性格改善、対人関係、親子関係などのセミナー、グループ・ワーク、カウンセリングを25年近く続け、多くの悩める老若男女にアドバイスを行っている。
著書に、『「やっぱり怖くて動けない」がなくなる本』『「しつこい怒り」が消えてなくなる本』(以上、すばる舎)『もっと自分中心でうまくいく』(光文社知恵の森文庫)『もっと、あなたが話したくなる話し方』(PHP研究所)ほか多数。~
いっくら他人が褒めてくれても、自分自身が納得できていないと、なんだかちっとも嬉しくなかったり、的外れだと感じたりすることはありませんか。
自分で自分を認めていなければ、褒め言葉を受け取ることはできないですよね。
愛も一緒
自分自身を愛することができるようになると、他人からの愛を受け取れるようになっていき、また他人を愛することの始まりにもなっていくんですね。
皆さまの心は如何に?!
時節にかかわらず「ご・自・愛」くださいませ。
皆さまとHappyに
by 眞橋今日子