劣悪ペットショップ「パピオン」と東京都の問題 | ふぇりっくす日記

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日記に、いろいろと書き溜めておきたいことがあるこの頃。

(安全保障の党首討論、大阪都構想、地方議会(各地)の言論封殺問題、イルカ漁、中国密猟によるサンゴ被害を水産庁が確認、産経新聞の門田隆将さん、淡路島で最古の銅鐸発見 等々)





でも、パピオンの件を優先。


1月ほど前に、日本で初の業務停止命令となった東京都昭島のペットショップ「パピオン」。

業務停止期間(1か月)が過ぎて、懸念されていた問題が顕在化してきているようです。



動物愛護に熱心に取り組んでおられる、杉本彩さんブログ。


東京都昭島市の劣悪ペットショップ“パピオン”について

http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-12029480107.html


動物愛護団体も様々あるそうですが、杉本彩さんは公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長です。

同団体HPの杉本さんの記事から、一般に広く受け入れらる穏健な活動を心がけておられる様子が窺えます。

http://www.eva.or.jp/message



パピオンの具体的な酷さについては、杉本さんの記事(パピオンについての記事)で紹介されている一般の方のブログが参考になります。


私は外から見てるのであまり認識が無かったのだけど、今どきあんな劣悪なペットショップが放置されているのだ…と、そのブログを見て知ることができました。


いくら訴えても、行政が一向に動かないのだとか。





5月22日、塩村あやか都議のオフィシャルサイトも更新。


昭島市ペットショップの件

http://shiomura-ayaka.com/2015/05/22/news-1147.html


全文、引用しておきます。(私の感想はその後に)


【昭島市ペットショップの件】

【欺瞞のオンパレード状態】【日本一動物に厳しい都市、東京!】


1、犬猫等販売業の廃止

2、動物取扱業(保管)の廃止
ということになりました。

ひとまず、犬猫のこれ以上の犠牲はなくなりました。


しかし、全然喜んではいけません。なぜなら、東京は本当に悪い前例をつくりました。行政は前例主義です。私は何度も今回の事例がモデルケースになるので、混乱の起きない様、速やかに適切な対応をするように要請をしてきました。30回以上の指導がないと業務改善命令ができないなんて有り得ません。しかし、最終的に適切な対応を都が取れれば・・・仕方ないと思っていました。ですので①動物の安全と福祉を第一に考えて ②動物愛護と福祉のモデルケースとなるため、短絡的ではなく抜本解決を目指して


この2点を都度確認しながら、進めてきました。
今回は、様々な日本を代表する動物愛護団体のお力と知恵を借りています。代表が日本動物福祉協会です。今回、都の対応に大変に不満に感じています。本日も午前より5時間以上も話し合いを続けてきました。


なぜなら、
【都の改善の基準が本日の決定時に変わっていた】からです。

大前提(大問題だけど)として犬猫0と、常勤の従業員で管理できる体制ということが改善だとのことでした。つまり、犬猫が0になると改善とみなすということです。
1ヶ月の業務停止は長い。環境がよくないので、調子の悪い子もいます。

「一時預かりは改善ではない」ということを確認して、中にいる状態の悪い猫を一時預かりで福祉協会の職員が出しました。

ぬかりなく、「一時預かり」の紙に書いて署名もして、です。

(しかも、その紙は東京都が譲渡契約書として作成までしてあげてをご主人に渡していたので、譲渡契約書の部分に線を引いて一時預かり証」と書いてありました。また、欄外にも負傷状況や、「一時預かりです。何かあったら連絡をください」とまで明記してあります。


また、先週には来庁し、部長と課長にもその旨を伝えています。トリプルチェックです。
しかし、都は今日になって「一時預かりは譲渡だ」と判断したと言い出しました。提が大きく変わりました。確認をしてきたこととは全然違うじゃないですかと何度聞いても部長は「パピオンの店主が譲渡と判断したらから、一時預かりではなく譲渡だ」と言い張ります。譲渡と預かりは全然違うのに・・・。しかも、書類があるのに、パピオンの店主の判断がそのまま採用されるの? 日本動物福祉協会のいわば、プロが都度確認をして、念のため書類(都庁作成)まで残しているのに。どちらを信用するんでしょうか???


【日本一低い譲渡基準!】


今回、犬猫を0にすれば改善だということで、店主はボランティアに多数の譲渡をしていました。と、いうか聞く話では思い詰めている状態で、どこに遺棄されたり、おかしな団体に引き取られるか分からないとのことで、緊急性があったたために、引き出して知り合いに譲渡をしましたとのこと。


先にも書いてあるとおり、状態のよくない子も多く、預かった先で即日「これは無理」との声が多く上がり、クレームが私の耳にも入りました。


ドッグトレーナーの元に来た犬は、その人だから何とかなるけど「うちじゃなかったら保健所に連れていく人がいてもおかしくない」とのこと。


うさぎも状態が悪いと知らず預かった人が「そんなにお金がかかるなら困る」とのこと。これは別ルートの日本を代表する動物愛護団体の方から「このような状態になっており、譲渡はどうなっているんですか」と苦言を頂きました。


そのような状態を説明せずに、譲渡をしてしまって改善なのでしょうか。預かった人に苦労と費用を負担をかけて、そんな譲渡で犬猫0になったから改善っておかしくないですか? では、今後も崩壊状態になって、説明もせず、譲渡先でどんどん捨てられてしまうような事態が起きても改善ななんでしょうか? これを東京都が認めてしまったのですから、他ももちろん持ち出すと思います。こんなことを許すのであれば、第一種取扱業に関しての動物愛護法は必要ないですよね? これについては、今日伝えたのではなく、事態が発生した時に都には伝えてあります。


それらの子を診た動物福祉協会の獣医師が「この子達は預かりですよ。譲渡ではないです。悪質なショップの営業のお手伝いはできないで。この子たちの状態であの店に返せと言われても戻せないですが」といいました。

言いました。そうしたら・・・

「あのとき、獣医師が『返せと言われても返さない』と言ったので、それは譲渡です」と部長が答え、大変に驚きました。なんていう言葉の切り取りをするんでしょうか。
ずさんな譲渡方法は行政が正していく立場。なのに、東京はそのずさんな譲渡方法を肯定し、「譲渡ではなく一時預かりだ」

と言っているのに、改善だと言っています。これって、とってもありえない。

【正しく判断できない理由は何??】


先に書いたように都は言っていた訳です「一時預かりは譲渡ではないので、改善にならない」と。私も確認をして、書類にも残して確認をし、わざわざ来庁までして再度確認をしたのに、本日の検討会議で急に前提が変わっていたなんて、何を信じたらいいんでしょうか? 書類まであるんですよ。
譲渡の基準も最低で、行政はそのような譲渡をしてはいけないと指導をする立場なのに、それに気づいても「問題ない」「改善している」と強行に改善と判断した理由は?? 何が問題で普通にルールに当てはめて考えたら解決することをしないのでしょうか。
これまでとぜんぜん言ってることが違うんですよ。

正直、行政にあるまじきことです。
「犬猫は販売できないので、法令に適合した改善だ」と何度も繰り返しますが、停止命令終了時にする判断を「販売できなくした今の前提」で考えるのっておかしくないですか???
何度当たり前の事を伝えてみても、「法令に適合してるんで。それ以上でも以下でもない」と突っぱねます。本日の一件だけでもこんな状態です。
東京の動物愛護はどうなってしまっているのか。

なぜ、こんなに頑なに方針が捻じ曲げてしまうのか。

どんな力が働いているのでしょう。動物達の福祉をしっかり考えて欲しい!! みなさん、どう思いますか??
これまでのずっと法令に照らし合わせて矛盾点を指摘してきました。

これまでの何十時間のやり取りは一体なんだったのでしょうか。

普通に考えて、東京都はなぜわざわざこんな批判を買うだけのことをするのかわからない



引用終了。



感想。


昭島市だけでなく、東京都の対応も、非常に酷い。
その道の信頼できる団体(動物福祉協会)が都度念押しして、書類も残して確認した内容を後になって翻すとは…。


これでは、行政が市民からの失望を買うだけでしょう。


都側の 「法令に適合している」 との開き直りともとれる態度。

パピオン停止時の約束を捻じ曲げて居直っているから、これは最初から騙すつもりだったと取られても仕方ないのではないでしょうか。


恣意的なのか、誤解なのか、何らかの事情があって方針が変わったのか、その詳細は記事を見ただけでは不明ですが、塩村都議の記事を前提に考えれば、これまで話し合いを積み重ねてきた市民側(書類ありで確認している)に対して、非常に誠実さを欠く結果となっているように見えます。


さらに都側が突っぱねる態度を取り続ければ、都議の指摘どおり、むざむざ感情的な批判を呼び寄せているようなものです。

これでは様々な団体の意見(中には感情的な物も含む)を調整して折衝を重ねてきた市民側の代表にしても、いつまでも抑えを利かせることは難しくなるのではないでしょうか。


(愛護団体の感情的な行動を諌めたり、場合によってはきちんと批判していた塩村都議ですら、切れかかっている)



行政側の対応の改善が望まれます。



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補足、蛇足。

パピオンの件とは直接の関係はありません。




塩村都議に対するデマがなお健在であり、都議に反発する愛護家の一部が誹謗中傷をしていたそうです。


この日記では繰り返しになっていますが、デマについての否定を簡単に。

(ほんと、何度目だろう…と思うけれど、未だにデマに惑わされてる人が居るのよね…)


彼女自身が証拠も用いきっちり否定している事であるのに、それを無視して一方的な噂のほうに固執する人は…基本的なリテラシーが欠けているので説得不可能。

なので、自分で調べて判断できる人向けです。


週刊新潮のレクサス記事は弁護士に通帳等の確認もしてもらい完全に否定、保守速報のホストクラブ記事もMCの仕事中の写真を流用したものであり完全にガセ、日本人じゃない説も言葉の切り取りによる印象操作(彼女の伯父は知覧の特攻隊に行き亡くなっている)。


(※伯父を間違って叔父と書いていたので訂正)


PRESIDNTはじめ、幾つもの紙面で取り上げられている事なので、それを信用できないとしたら、もうパラノイアです。


デマの発信先が保守系ばかりですから、リテラシーがあれば、どういうことか察しがつくはずです。


嘘や捏造、誤報を流すのは朝日だけじゃなく右派も相当やってます。

(そのことも、各紙で指摘されている)


誰が常識的な事を言っているか、噂に流されるのではなく、自分で情報を得て判断しましょ。