『伝わるちから』(著:松浦弥太郎)

今年に入って読了した本がたまってる・・・

付箋部分を抜粋します


・もちろん、自分の「気」にも、日々、目を向けること。そして、何事もていねいに。そう、心を込める(p18)

・人に喜んでもらうために、一生懸命に手を使って、何かを作ることがとてもしあわせな気分だった(p20)

・よく見る、よく聞く、よく考えるということを、どうおもしろがるかというのは、仕事や暮らしにおける
 ひとつのコツであろうと思っている(p27)

・アイデアとは、過去の記憶から発掘するようなもの。生まれてから今日までの、感動、喜び、驚き、悲しみや
 苦しみといった、あらゆる実体験と経験の記憶こそがアイデアの原点である(p32)

・要するに、アクシデントで困った時は、他人任せにはしないこと。それが想像であっても、自分が当事者だと考えれば
 対処に夢中になることで怖さは忘れられ、冷静でいられるというわけ(p57)

・聞き上手というのは、感動上手であるということだ(p73)

・いつも自分を客観視することです。少し離れたところから自分を見て、美しいかどうかを想像して確かめることです(p99)

・僕は勝負服よりも、勝負からだを持つほうが先だと思う。その努力が大事。見た目の勝負というのは、いざという時
 裸になって立ち姿で勝てるかというのがほんとうのような気がする(p114)

・貯金をしていますかと聞かれた。自分の年収額だけを貯めて、それ以上はしていませんと答えた。その貯金は
 病気や事故など、何かあった時に、一年間は、生活に困らないようにと思ってのことだ(p115)

・常々思うのは、幸運とは、いつも誰かが運んできてくれるもので、自分一人で手にできるものではないということだ。
 幸運とは、拾うものではなく、必ず誰かが自分に手渡してくれるもの。そしてまた、自分も幸運を人に手渡す立場であることを
 忘れてはいけない。幸運とはそんなふうに互いに分かち合うものである(p124)

・時たま練習するのは足し算にしかならないが、ちょっとでもいいから毎日続けていると成長は掛け算になるという言葉を
 僕は信じ続けた(p134)

・「もし自分をやっつけようと思ったら何をするか。成長したいなら、それを考えるといい」(p163)