「マルタのことづけ」(2013年 メキシコ映画)



3連休の初日観た映画

とっても不思議な人間関係
親子と言っても父親が違う長女・次女・三女と長男の4人の子供
シングルマザーのマルタ
そして病院で知り合ったクラウディア
メキシコというお国柄なのか、良い意味で適当な感じが
HIVを患うマルタの悲壮感を和らげてくれてる気がする

淡々と過ぎてく日常を描いていて、ビックリするようなことも起こらないんだけど
私達の日常なんてそんな風に過ぎてくもので、でも、そんな中でもたくさんの感情を感じていて・・・
誰かと誰かが偶然出会ったことで起きる静かな奇跡のような、そんな映画だった
きっと私の日常も誰かに影響され、私も誰かを影響してるのかも知れない

家族の在り方は、100個の家族があれば、100通りでいい
どれが正解なんてないのだから・・・
血じゃなくて「家族」と名乗ったところから始まるのかも知れない
そして人生の最期に、誰かに遺せる言葉があるって素敵だな、そういう関係があったって素敵だなって
静かな涙が流れた