『ワークアンバランスの仕事力』(著:田島弓子)

仕事で参加できなかった7月の読書会・課題本
ダラダラと仕事してた私にちょっと喝が入ったかなぁ(笑)


付箋が付いているところを抜粋すると・・・

・「会社の期待どおりに仕事をこなすことができなかったら、自分はクビになるのだ」という
 危機感にあります(p32)

・皆と同じメニューを一生懸命こなすことだけに満足していれば、そりゃあ頭ひとつ抜け出る
 ことなどできません。「レギュラーになるためにはどうすればいいのか」という
 「自らの行動」に結びつかなかったのです(p36)

・つまり、ワークライフ・バランスとは、社会で定義されるものでもなく、人から与えられる
 ものでもなく、自分自身で見つけるもの(p45)

・一日24時間という時間は、すべての人に平等に与えられているもの。でも与えられた時間の
 中身をどれだけ「濃い」ものにできるかどうかは、その人の努力や工夫で差をつけることができます。
 「ワークライフアンバランス」とは、この中身をどれだけ濃くできるかという考え方でもあるのです(p49)

・「学ぶべきことはすべて会社にある」ということは、「仕事は放っておいても会社教えてくれる」という
 ことではありません。むしろ、「会社は自分を育ててくれる」という発想は、そもそも甘えた考えで
 あると言わざるを得ません(p69)

・「現場密着」を意識して仕事を進めることは、サラリーマンにとって最大の学びとなります(p83)

・「目の前の仕事をきっちりやる」ということこそが、その人の未来を拓いていく(p96)

・「その商談や会議で、自分が達成したいことは何か」(p127)

・多くの人は、失敗が結果だと思っていることに対して、成功者は失敗をプロセスだと考えているのです(p137)

・「1号クン」というアグレッシブな自分を「演じる」ことで、苦手を克服する工夫をしていたのです(p147)

・「人交力」とは、自分のことを考えるのと同じくらい、相手の立場や気持ちを考えられること(p157)

・まず自分の仕事と同じくらい、相手の立場や状況を理解していること(p159)

・自分の伝えたいことを伝えるより、コミュニケーションする相手からの情報を受け取ることのほうが
 重要なのです(p178)

・私は会社に何を「付加価値」として提供できるかということを考えました(p190)

・「どんなに慎重に自分のキャリアをデザインしようとするひとでも、何十年に及ぶキャリアの全体を
  デザインしきれると思ったら不遜である」(p204)

・サラリーマンにとって「やりたい仕事」というのは、最初に決めておくものではなく、実際に働いて
 その経験と実績の中から「生まれて」くるものではないでしょうか(p207)

・「よく知っている不満な現在の方が、見知らぬ未来よりましだと考える人は意外に多い」(p219)