ダライ・ラマに恋して

『ダライ・ラマに恋して』（著：たかのてるこ）

ずっと積読になっていた１冊
夏休み中に夢中になって一気に読んだ（笑）
夏休み初日の手相占いで「妥協しなさい」と言われたことがショックで
その時に取った本がこれ（笑）
もぉぉ著者のたかのさん同様
「あぁぁぁ私もダライ・ラマに会って妥協って何？って聞きたいぃぃ」
って本気で考えた（笑）
私にはこの夏、密かに「ダライ・ラマ」ブームがきていた
夏休み後の出社日に同僚にダライ・ラマを語って「大丈夫？」って心配されたし・・・

この本はたかのさんがダライ・ラマに会うべくチベットやインドまで行くお話
ダライ・ラマに会うまでのいろんな人々との出会いが書かれてあります
ダライ・ラマには本の最後にちゃんと会えるんだけど
私はそこまでの道のりというか、そこまでに出会った仏教とは何かを語り実践している
普通の人々のお話がとても興味深かった
「カルマ（人の名前）」とのやり取りが面白かったし、カルマが語る仏教が何だかとても身近に感じた

ｐ２７６
「神様に急にお願いしたってダメさ。毎日の、自分の行いが返ってきてるだけなんだよ。
　いいことをしていれば、いいことが返ってくる。悪いことをすれば、悪いことが返ってくる。
　きみは、きみが与えたものを受け取ることになるんだ。すべては、日頃の行い次第ってこと。
　いいことをするのは、自分のためでもあるんだよ」

あぁぁカルマ、すごい、すごいぞぉぉ～って思った文章です

この本を読み終わった頃には「妥協」について思い悩んでいたのが馬鹿らしくなるくらいに
スッキリできたのです（笑）
たかのてるこさん、面白いと聞いてたけど、やっぱり面白い！
この行動力、見習いたいわぁ～